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記事まとめ
・少女像設立を巡り、安倍晋三首相が韓国に対して対抗措置を即時発動した
・安倍首相は、日韓合意したにも関わらず見ているだけの韓国政府に激怒しているという
・一方、韓国では「加害者の日本が偉そうな口を叩くな」という意見が主流らしい
安倍首相も激怒!? 「ウソツキ韓国」の一部始終
2017年01月23日 10時30分 日刊大衆
国家間の正式な取り決めを無視する隣国をこれまでは静観してきた日本政府だが、今回ばかりはブチギレた!!
「少女像設立は極めて遺憾」とのコメントを残し、長嶺安政・駐韓全権大使がソウルの金浦空港を飛び立ったのは、さる1月9日の朝。「一時的にせよ、外交官を引き揚げるというのはよほどのことです。日韓両国と同盟関係にあるアメリカが、バイデン副大統領を中心に調停に乗り出したくらいですからね」(外交筋)
元時事通信ソウル支局員の評論家・室谷克実氏は、「すべては、“国際的な約束事でさえ守らなくてもいいんだ”という韓国の体質が招いた事態です」と喝破する。安倍晋三首相もNHKの『日曜討論』に出演した際、「たとえ政権が代わろうとも、それを実行するのが国の信用の問題。日本は(約束を守って)10億円の拠出をすでに行った。次は韓国にしっかり誠意を示していただかなければならない」と述べ、韓国の横暴に対して強い態度で臨む意思を示した。
15年12月、岸田文雄外相らが出席した日韓外相会談で、日韓両国は慰安婦問題の解決で合意。日本側は「心からのお詫び」を表明し、彼女たちを支援する財団に10億円規模の資金を拠出することを約束。16年8月に支払いを終えている。生存している元慰安婦39人中31人は、すでに財団から現金を受け取ったという。それにもかかわらず、まさかの“約束破り”である……。
「あの国は、日本から援助を引き出すときは“日本統治時代の問題は解決した”と言って、そのあと態度を豹変させるのが“お家芸”なんです」(自民党関係者)
何度も煮え湯を飲まされている日本政府は、“今回こそは”の思いで一昨年の日韓合意に臨み、慰安婦問題は“最終的かつ不可逆的な解決”をみたことを確認している。不可逆的とは“元に戻れない”の意味であり、つまりは“もう二度と蒸し返さない”ことで合意したということだ。日本政府関係者も、合意が済んだことで「今後、韓国政府がこの問題を持ち出すことはない」と信じていたという。
「ソウルの日本大使館前に設置された像についても、撤去する方向で努力するという合意内容でした。努力すると言いつつ、まったく努力していませんが、それはまだ許せます。しかし、昨年暮れに民間団体が釜山の領事館前に新たに少女像を設置したのに、韓国政府がただ見ているだけだったのは、あきれるばかりです」(前出の室谷氏)
これのどこが“最終的かつ不可逆的”解決なのか。しかも、日韓合意後に韓国国内では、少なくとも新たに15体の像が設置されたといわれる。最終合意して、10億円を受け取ったのに、あとは知らんぷり。さすがに安倍首相も、堪忍袋の緒が切れたという。
「NHKの放送では言葉を選んでいましたが、安倍首相の周辺からは“まるで振り込め詐欺だ”という声も上がっています」(全国紙政治部記者)
>>1 に続く
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