新しいパンツをはく
2017年01月19日
名古屋市の私立高校で昨年、教員2人が生徒を殴ったり、突き飛ばしたりしていたことがわかった。
同校はうち1人について体罰と把握し、教員に注意していたが、愛知県には報告していなかった。県は事態を重視して同校に指導し、再発防止を求めた。
同校などによると、体罰をしたのは生活指導担当の30歳代の男性教員と、50歳代の男性教員。
30歳代の教員は、男子生徒2人が喫煙し、その場面などを撮影した画像をインターネットサイトに投稿していたことを知り、昨年11月下旬に生徒に指導した際、生徒の態度に腹を立てて体を殴ったり、突き飛ばしたりしたという。
同校では校長らがこの教員に口頭で注意したが、県への報告は怠っていた。
50歳代の教員は授業中、忘れ物をした生徒らに日常的に「減点と、げんこつのどちらがいいか」と聞き、げんこつを選んだ生徒に体罰を加えていたという。
この教員の体罰については、外部から指摘を受けるまで把握していなかった。
同校は読売新聞の取材に「いずれも、生徒にけがはなかった」と説明。
「2人とも『体罰はもうしない』と反省している。職員会議で指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
2017年01月19日 The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20170119-OYTNT50004.html
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