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- おせち(スカスカ)
- 17/01/19 11:45:57
小4の男の子、年長の男の子がいる母親です。小4の息子にイライラして、嫌みばかり言ってしまいます。何をするにも行動が遅く、良い言葉で言えばマイペース。悪く見れば周りが見えていない。私が話せば、言い返すばかり。
勉強するように言っても、何をやればいいの? どこをやればいいの? から始まり、わからなければそのまま放置、間違っていても放置です。塾で聞いてみたらと言っても、どうせ俺なんかやってもわからん、やるだけ無駄だしなどと言います。
私なりに始めは優しく話しかけているつもりですが、あまりに言うことを聞かないので、どんどん私も嫌な言い方になってしまいます。今後、どうしたらよいでしょうか。
(仮名:岡田さん)
■子どもの行動や欠点が気になってしまう
【石田先生の回答】
イライラの毎日が続いているのですね。日々一緒に生活していて、何とかしっかりとした子どもに育てようとすればするほど、うまくいかず、子どもの行動や欠点などが、気になるということはよくありますよね。
このようなことは、岡田さんの家庭だけではなく、どこの家庭でも、程度の差こそあれ、同じようなことがあります。できれば、イライラもあまりなく、日々明るい前向きな家庭であったほうがよいに決まっていますが、なかなかそうはいかないのが現実です。
私事ですが、日々、私は講演などたくさんの教育活動を行っています。「この日本から勉強嫌いの子をなくし、明るい家庭をたくさんつくりたい」という志をもって活動しています。この連載記事を書いたり、1年前に始めた「ママカフェ」という勉強会を開催したり、「子ども手帳」という手帳を考案したりも、その一環としての活動です。それだけ、岡田さんのようなご家庭が多いのですね。ですから私は、さまざまな場面で次のようなお話をよくしています。
親子でもパーソナリティや価値観は違う
各家庭には文化があり、またその家族の中でも一人ひとりのパーソナリティはみな異なります。家族は多様であるため「こうしたらうまくいくよ」という方法が、山田さんの家庭には通じても、木村さんの家庭には通用しないということが起こります。では、自分で感覚的にやればいいかというと、うまくいくときもあれば、いかないときもあります。要するに家庭は多種多様な世界で、方法論を求めても、うまくいかないことのほうが多いのが現状です。
ところが、ある程度全体に共通することがあるのも事実です。それを「原則」といいますが、原則は本質的ではあるのですが、あまりにもシンプルであるため、日々の喧噪の中で忘れ去られ、実行できずに終わってしまうことが少なくありません。
長いので>>1に続きます
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