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- 17/01/18 17:03:51
2017.1.18 16:45
民謡「森のくまさん」の歌詞を、タレントのパーマ大佐(本名・國土郁音(いくと))さんの楽曲上で無断で改変されたとして、作詞家の馬場祥弘さんが18日、パーマ大佐さんとレコード会社のユニバーサルミュージック(東京)に対し、CDやDVDの販売中止を求める通知書を送った。到達後2週間以内に対応がみられない場合、損害賠償請求や刑事告訴など法的措置を取るとしている。
馬場さんの代理人を務める三木秀夫弁護士によると、同社は「森のくまさん パーマ大佐」と題した楽曲を昨年12月に発売。もともとの米国民謡を馬場さんが訳した「ある日森の中 熊さんに出会った」という有名な歌詞に加えて、「ひとりぼっちの私を 強く抱きしめた熊」などとオリジナルのフレーズを付加してパロディー風にアレンジしており、添付の歌詞カードには訳詞者として馬場さんの名前が記載されている。
馬場さん側は通知書の中で、パーマ大佐さんの歌詞について、許諾なしの改変に当たると指摘。「著作者の意に反して、改変を受けない」と規定した著作権法上の権利を侵害されたと主張している。
そのうえで、楽曲の製造販売の中止、動画投稿サイト「ユーチューブ」上での再生停止のほか、慰謝料として300万円の支払いを求めた。
パーマ大佐さんは太田プロ(東京)に所属。今回の「森のくまさん」が話題を集め、ユーチューブ上の動画の再生回数は27万回を超えている。
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