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産経新聞
最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は、首都圏の連続不審死事件で交際していた男性3人への殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた土井(旧姓木嶋)佳苗被告(42)の上告審弁論を来年2月10日に開くことを決めた。
2審判決が死刑の場合、最高裁は慣例として弁論を開く。殺害への関与を示す直接的な証拠はなく、弁護側は「練炭自殺や失火で死亡した可能性がある」と無罪を主張している。被告は二審判決後に結婚し、姓が変わった。
1、2審判決によると、平成21年1~8月、婚活サイトなどで知り合った東京都青梅市の会社員、寺田隆夫さん=当時(53)、千葉県野田市の無職、安藤建三さん=同(80)、都内の会社員、大出嘉之さん=同(41)=を練炭による一酸化炭素中毒で殺害するなどした。
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