大型クレーン運転中にポケＧＯ…女性死亡事故

京都府長岡京市で９月、原付きバイクの女性（当時３９歳）が大型クレーン車にはねられて死亡する事故があり、自動車運転死傷行為処罰法違反（過失運転致死）で起訴された京都市山科区の会社員の男（４７）（公判中）が、運転中にスマートフォン向けゲーム「ポケモンＧＯ」の操作をしていたことがわかった。

起訴状によると、男は９月１２日、長岡京市の府道で大型クレーン車を運転中、前にいた原付きバイクの女性を後ろからはね、死亡させたとされる。

今月２日に京都地裁で初公判があり、検察側は冒頭陳述で、男がポケモンＧＯを起動し、事故直前、交差点の信号で停止した際も操作していたと指摘。女性をはねた後、約１３０メートル引きずったとした。捜査関係者によると、男は逮捕直後、「事故を起こした記憶はない」と否認していたが。その後、運転中に操作していたことを認めたという