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- かき氷
- 16/08/24 15:25:59
産経新聞
約25年前に通っていた富山県内の小学校で教頭からわいせつな行為をされ、精神的な苦痛を被ったとして、金沢市の30代女性が24日までに、元教頭で富山市の80代男性に約1100万円の損害賠償を求め金沢地裁に提訴した。
提訴は19日付。
女性は心理的に不安定になり、現在も精神科に通院している。
原告の代理人弁護士によると、女性が4月、勤務先の上司に打ち明け発覚した。
訴状によると、当時小学5~6年生だった女性は、通っていた富山県の公立小学校で、教頭から胸や尻を触るなどのわいせつ行為や性的な虐待行為を複数回、受けたとしている。
教頭は担当する理科の授業中に女性を準備室に呼び、服を脱がしたり尻や胸を触ったりしたほか、卒業後も女性を呼び出していた。
女性は、生理不順や心理的に不安定な状態が続き精神科に通院している。
不法行為による損害賠償請求権の時効は20年だが、原告の代理人弁護士によると、被害による心身症状が発症した時点を時効の起算点とする判例があるといい、この女性のケースは時効に当たらないとの認識を示した。
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