「ほかに10件」強制わいせつ容疑

産経新聞 07月13日

　東京都杉並区の路上で女性を押し倒しわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査１課は１３日、強制わいせつ容疑で住居不定、元会社員、阿部広太郎被告（２７）＝別の強制わいせつ罪で起訴＝を再逮捕した。容疑を認め、「数年前から都内で１０件くらい同様のことをした」などと供述しており、捜査１課が関連を調べる。

　再逮捕容疑は３月２０日午後１０時半ごろ、杉並区の路上で帰宅途中の２０代の女性を押し倒し、キスをするなどしたとしている。

　周辺の防犯カメラの画像などから関与が浮上。阿部容疑者は６月中旬、別の女性への強制わいせつ事件に関与したとして警視庁に逮捕され、夜間に女性を押し倒すなどの手口が似ていたことから、捜査１課が杉並区の事件との関連を調べていた。