• No.8 匿名

    16/06/17 18:56:51

    「不適切保存で死亡」
     小児がんの男児
    (当時4歳)が死亡したのは、移植治療に使う幹細胞の保存がずさんだったためだとして、久留米市に住む男児の両親が17日、久留米大に約5690万円の損害賠償を求め、福岡地裁久留米支部に提訴した。

     訴状などによると、男児は同病院で07年、小児がんと診断され、抗がん剤による治療を開始。

    同病院はその後、血液機能の回復を図るため男児から採取した幹細胞をいったん凍結保存し、08年1、2月に計2回、幹細胞を体内に戻した(移植)。

    しかし、男児は血液機能が回復せず免疫不全となり08年7月、多臓器不全で死亡した。

     担当医は当時
    「フリーザー(冷凍装置)の不調で幹細胞がダメージを受けた可能性がある」と説明した。

    このため、原告側は「幹細胞を厳重に保存する義務があったのに、それを怠る過失があった」と主張している。

     久留米大は「大学病院に事実関係を確認中だ」としている。
    毎日新聞

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