１０歳次男を暴行容疑　首絞めた母親逮捕 福島

福島民友ニュース
2016年06月14日
　
　福島署は１２日午後３時３０分ごろ、次男の首を絞めた暴行の疑いで、福島市の母親（４１）を逮捕した。

　逮捕容疑は、同日午前４時４０分ごろ、自宅で次男の小学４年の男子児童（１０）の首を両手で絞めた疑い。
次男にけがはないという。
同署は動機を調べている。

　母親は「これから自分の子どもの首を絞めて殺す」と１１０番通報をした後、寝室で次男に暴行したとみられる。
暴行中の母親を夫が発見し、止めに入った。
母親は１１日午後８時ごろから翌１２日午前４時ごろまで同じ県営住宅の知人方で酒を飲み、泥酔していたという。
母親は夫、次男、長女と４人暮らし。

　同市によると、母親の近くに住む住民が市の民生児童委員に昨年４月、「（母親が）子どもを叱る声が大きく心配だ」と連絡していた。
委員から報告を受けた市が昨年５月、母親に対し「感情的な行動は取らないで」と指導したという。

　近くに住む女性は「次男を大声で叱る声がよく聞こえ、近所で話題になっていた」と話した。