- ニュース全般
- 毎日新聞
- 16/05/17 19:53:03
2016年05月17日
北海道道東地方の特別支援学校で2014年6月、障害のある生徒が給食をのどに詰まらせ、約2週間後に亡くなっていたことが、道監査委員の監査報告書などで分かった。
昨年5月に賠償金約3160万円を支払うことで遺族と和解。
学校内の事故に支払われる独立行政法人の共済で約2800万円を賄い、残る約360万円を道が負担した。
監査報告書などによると、生徒は教員の介助を受けながら給食を食べており、心肺停止状態で病院に搬送された。
その後、十分な酸素が行き渡らなくなる低酸素性虚血性脳症で死亡した。
道教育委員会は
「痛ましい事故が
起きたことは事実。
遺族の意向で公表しなかった」
と話している。
道教委は事故後、再発防止のため、
研修会を開いたり、
冊子を配布したりして注意を呼び掛けている。
- 0 いいね