• No.527 毎日新聞:長文

    16/05/23 09:12:54


    殺人容疑立件へ捜査。

    容疑者(32)が女性を襲撃したのは女性の自宅周辺とみられることが分かった。
    女性はウオーキング中だったとみられ、県警が入手した女性の歩数計の記録から3~4キロ歩いていたことが判明。

    自宅周辺で血痕などの遺留物を捜し、襲撃現場の特定を急いでいる。

     女性の歩数計の記録を調べた結果、約6000歩で止まっていたことが判明した。

    女性の身長は約152センチのため、歩数を距離に換算すると3~4キロ、時間だと1時間ほど歩いた計算になるという。
    遺体が見つかった現場からはウオーキングの際に着ていた黒のパーカや赤いジョギングシューズが見つかっている。

    容疑者は「2、3時間前からわいせつ目的で相手を物色し、女性を後ろから棒で殴った」と供述しており、面識がない女性をいきなり襲ったとみている。

     県警の調べに対して黙秘に転じている。
    当初は「女性に性的暴行を加えて殺害した」「遺体はスーツケースに入れて運んだ」などと供述していた。

    =====

    (長文)
    翁長知事、安倍首相に抗議へ 
    きょう官邸で会談
    中央政界の対応焦点

    沖縄タイムス
    5月23日

     翁長雄志知事は
    23日、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件に抗議する。

    翌24日には安慶田光男副知事も外務省、防衛省に抗議する方向で調整しており、中央政界が県首脳にどう対応するかが焦点になる。

    米側は、ケネディ駐日大使が来県して謝罪する案を検討しているが、県内では
    「全基地撤去」を求める声が強まっており、幕引きは容易ではない。(政経部・吉田央、大野亨恭)

     「首相が会わなければ、知事は沖縄に引き上げる」

     政府との調整が続いていた20日、県幹部は会談の位置付けを、こう説明した。
     事件の重大性を考慮し、行政府の長が応じなければ、知事は予定されていた沖縄振興関連の会議にだけ出席し、きびすを返す覚悟だった。

    24日には、知事が首相にかりゆしウエアを贈呈する恒例行事が予定されていたが「笑顔のセレモニーは現状にふさわしくない」(県幹部)として、取りやめになりそうだ。

     知事は12日間の訪米、訪台を終えた翌日の21日、被害女性の告別式に参列した。

    「長期出張で疲れ切っている状態」(周辺)だったが、被害者と遺族に寄り添うことを重視した。

    ≫続く

  • No.528 牛乳

    16/05/23 09:19:30

    >>527 続き

     事件への初動は、知事の留守を預かった安慶田光男知事が担った。

     「明日も『民間人の犯行』だと責任放棄のようなことを言うなら、お引き取り願う」。

    安慶田氏は19日、怒りをあらわにしていた。

     20日に安慶田氏と会談したニコルソン四軍調整官は前日に安慶田氏へ電話し、最初の謝罪をしていた。

     その際に「民間人の犯行だと強調していた」(県幹部)ため、安慶田氏は20日の発言を注視していた。

     会談で調整官が自身の責任を明確に認めた上で謝罪したため安慶田氏も受け入れたが、舞台裏は
    一触即発だった。

     日を追うごとに事件の悪質性が明らかになり、沖縄の怒りに拍車をかける。

     稲嶺進名護市長は22日夜、県議選の総決起大会で「女性の命が虫けらのように扱われた」と憤った。

     辺野古に新基地を造る方針を変えない政府への不信感も高まる。

    名護市長とともに演説した知事は「無念だ。こういう事件に、政府は寄り添わない」といらだちを示した。 

     こうした状況に、県選出で沖縄担当相の島尻安伊子氏は危機感を強める。

     「4閣僚を集めてください」。

    島尻氏は19日、菅義偉官房長官に関係閣僚会議の開催を進言した。

    「局長級ではだめか?」と難色を示す菅氏を押し切った。

     政府も事件の重大性を認識し始めた。

     「知事には首相が対応できそうだ」。

    政府高官は20日午後、安堵(あんど)感を示した。

    官邸幹部や閣僚からも「首相が会うべきだ」という進言が相次いでいた。

     「私は告別式に行く。防衛省も誰か行った方がいい」。

    20日の関係閣僚会議で島尻氏が提言し、中谷元・防衛相は参列を急きょ決めた。
     ただ、対症療法では、沖縄側の怒りは収まらない。

    8万人以上の規模で県民大会を開く方針も決まった。

    防衛省幹部は苦悶
    (くもん)する。

     「遺族は『告別式に大臣が来ようが総理が来ようが、娘は戻らない』と思うだろう。しかし、誠意を示すには、これしかないんだ」

    翁長知事(左)と
    安倍首相の初会談=
    2015年4月17日午後、首相官邸

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。