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- 16/04/07 09:09:02
日本男子の新旧エースによる闇カジノへの出入りが明らかになったバドミントン界。
桃田賢斗は、リオデジャネイロ五輪でのメダル獲得が有力視されていた。田児賢一(ともにNTT東日本)は、全日本総合選手権で2013年まで6連覇を果たし、ロンドン五輪にも出場した。五輪開幕まで4カ月を切り、日本のスポーツ界に与える衝撃は計り知れない。
バドミントンの五輪出場枠は、昨年5月から1年間の国際大会で獲得したポイントによるランキングで振り分けられる。桃田はスーパーシリーズで3勝、昨年の世界選手権も銅メダルで、最新の世界ランクは4位。残る大会を欠場しても出場枠を確保できる情勢で、初の五輪出場を確実としていた。
桃田は以前から「五輪は出場が目標ではなく、活躍するのが目標」と公言。日本バドミントン界初の金メダル獲得にも強い意欲を見せていた。
五輪への選手派遣は、日本オリンピック委員会(JOC)の専権事項になっている。各競技団体は、JOCに選手を推薦する立場でしかない。
JOCは昨年9月の理事会で、リオ五輪に派遣する日本代表選手団について「礼儀を尊び規律を順守し、活力ある日本を代表するにふさわしい選手・役員」などとする編成方針を承認している。
反社会的勢力の介在も少なくない闇カジノへの出入りは、スポーツの高潔性を強く求める五輪憲章の精神から外れている。桃田の五輪派遣は、厳しい状況だと言わざるを得ない。
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