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- パイナップル
- 16/03/28 00:24:10
ファーストリテイリングが展開するカジュアル衣料品店「ユニクロ」の失速が話題になっている。
その最大の原因とされているのが、相次ぐ商品価格の値上げだ。
昨年は春夏と秋冬の新商品の約2割を値上げするなど、いまや新商品全体の値上げ幅は10%にもおよぶ。
ユニクロが消費者に支持された一番の理由は「安さ」にあっただけに、相次ぐ値上げで「ユニクロ離れ」が起きているのだ。
では、ユニクロの商品はどれくらい高くなったのか。実際に店舗を訪れて確認した。
●軒並み1000円ほど高値に、約1万3000円のジャケットも……
向かったのは、JR新宿駅西口すぐの好立地にある新宿西口店だ。店内は、ほかの店舗と同様に白を基調とした内装で、色やサイズごとに整理された衣料品が整然と陳列されている。
各フロアで定番商品などの価格をチェックすると、すぐにわかったのは「やはり、ユニクロは高くなっている」という事実だ。
例えば、売れ筋商品のジーンズは、数年前まで2900円(税別、以下同)だったが、現在は「スリムフィットジーンズ」をはじめ、ほとんどが3990円になっている。
メンズの「ジョガースリムフィットジーンズ」のみ2990円の値札が付いていたが、これは腰回りがゆったりしたデザインも素材も、ほかのジーンズとは異なる商品だ。
同じく人気商品で種類も豊富なカシミヤ入りのニットも、かつては1500円で購入することができたが、いまはメンズ・レディースともに最低価格は1900円で、レディースのカシミヤ100%「カシミヤクルーネックカーディガン」などは6900円もする。
また、オフィスカジュアルとして活用できる無地のワイシャツも、2年前なら1200円程度だったが、今年は一番安い商品でもメンズ・レディースともに1900円。
アウターを見ると、レディースの「トレンチコート」が7990円、メンズの「ステンカラーコート」は9900円、
看板商品の「ウルトラライトダウンジャケット」は13年には5900円だったが、メンズ・レディースともに6900円に値上げされていた。
さらに、メンズの「ストレッチウールジャケット」に至っては、1万2900円の値札が付いていた。
価格だけが上がり、付加価値がないユニクロ商品、正直、「ユニクロに行って、この価格の商品を買う客がいるのだろうか」と首をひねるところである
zasshi.news.yahoo
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