• No.29 林檎

    16/06/22 16:11:32

    (NEWSポストセブン)

    女性の殺人
     毒殺選ぶ犯人多い

     数年前、インターネットで「夫」という言葉を入力すると、その単語と同時に「死んでほしい」という言葉がもっとも検索されていることが判明し、各メディアで報じられるなど話題になったことがあった。

    離婚問題研究家の岡野あつこさんが言う。
    「暴力や浮気で自分を強く否定されると“殺してやりたい!”と殺意を抱くほどに夫を憎む女性は少なくないはずです。
    もし経済的に自立している女性であれば、すぐに離婚となる。
    離婚件数が増えている現状からも、妥協やがまんが美徳とはいえない時代を映していると思います。

     でも経済的に離婚できない女性もいます。
    とはいえ、そういった人が実際夫を殺すということはほとんどなくて、みそ汁を濃く作るなど、小さな嫌がらせや意地悪をする。
    ある相談者の話ですが、冷酷な夫に心の中で“冷酷酷酷”という戒名をつけたという人もいます。
    そうやってネタにしたり、愚痴を言ったりするような人は大丈夫ですが、内にためこんでしまうタイプの女性が一線を越えてしまう」

     妻が夫を殺害する事件が起きている。

    3月6日夕方。

    神戸市北区の病院に、顔面蒼白の男性
    (59才)が駆け込んできた。

    医師に吐き気とめまいを訴えている最中に、意識を失って昏倒。

    翌7日に病院側は
    「メタノール中毒の可能性がある患者がいる」と兵庫県警に通報した。

    懸命の治療が続いたが、男性は10日、メタノールが原因の多臓器不全で亡くなった。

     メタノールは、
    アルコールの一種で、毒性の高い劇物。

    工業用の燃料や溶剤、医薬品の原料として用いられている。

    市販品では、コーヒーサイホンのアルコールランプなどに用いられる燃料用アルコールに含まれている。

    逮捕したのが11才年下の妻(48才)だ。

    大学生の長男(20才)の連れ子がいた妻は、犯行をあっさり認めている。

    「ただし殺意は否認。動機も黙秘しています“やったことは間違いないが、まさか死ぬとは思っていなかった”と供述している」
    (捜査関係者)

     妻は夫が日常的に好んで飲んでいた日本酒に燃料用アルコールを混入。

    夫はその後、複数回にわたって妻から差し出された日本酒を飲み、6日午後に急性メタノール中毒を発症したとみられている。

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返信コメント

  • No.31 林檎

    16/06/22 16:17:57

    >>29 続き
    横浜薬科大学の篠塚達雄教授が説明する。
    「体内に入ると、酒の主成分のエタノールと同じように酩酊したような状態になります。

     エタノールは体内で害の少ない物質に分解されますが、メタノールは肝臓で分解されてホルムアルデヒドが発生し、これが頭痛、めまい、吐き気を引き起こします。
    特に視神経を傷つけるので、失明の可能性もある。
    さらに多量に摂取すると痙攣、呼吸麻痺を起こし、死ぬこともあります。
    またメタノールを吸入してから8~24時間は無症状の場合が多いです」

     殺人において、
    女性の加害者は全体の2割ほど。

    「包丁で刺す、棒で殴るといった行為は、相手に反撃される可能性のほうが高いですから、なるべく相手に近づかずに殺せる方法を考えた場合に最適なんです。
    女性は日常生活で食事を作る、お茶を出すといったことが多く、毒を混入させるチャンスもある。
    殺人は割に合わないけれど、仮に自殺に見せかけられたら、夫に先立たれた妻ということで同情もされる…という発想になる。
    冷静な判断は失っていますよね」
    (碓井氏)

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