匿名
2012年、当時2年生の水泳部員だった男性(19)が飛び込み台から別の部員に突き落とされ、四肢まひの後遺症を負ったとして、府などに計約3億円の損害賠償を求めていた訴訟が12日、大阪地裁(森田浩美裁判長)で和解した。
府が男性に解決金1億円を支払うことなどが条件。
府教委は
「早期救済につながると考え、和解に応じた」としている。
訴状などによると、男性は12年5月、部活の自主練習中に飛び込み台から水が張られたプールに落下、けいつい頸椎圧迫骨折などで両手足にまひの障害が残った。
当時、顧問の教諭は不在で、男性側は
「学校が危険行為を防ぐ注意義務を怠った」と主張。
府側は請求棄却を求めていたが、地裁が8月、
「安全指導の配慮が必要だった」として和解勧告していた。
YOMIURI ONLINE
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