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>>179 続き
市長本人が調査に乗り出したことには、専門家から「現場が萎縮し、調査の妨げになる」との指摘もある。
男子生徒は5月ごろ「嫌な先輩がいる」と友人に打ち明けた。
他のクラスの生徒には体形の悪口を言われていた。
「ズボンを脱げと言われたと聞いた」との情報もあり、確認を進めている。
市教育委員会の関係者は交えず、約2時間半にわたり、男子生徒に対するいじめの認識の有無などを1人ずつ尋ねた。
市長は聴取後、取材に応じ「気付いていなかったのは本当だと思った」と感想を述べた。
男子生徒が10月の心理テストで「要支援」と判定された後に、近くの中学校に配置された専門のスクールカウンセラーを活用しなかった学校側に対して不満を表明。
市長は報道陣に「危機感が足りないという印象を受けた。20人以上の子供がいじめを感じていたのに、教師が誰も気づいていないというのは信じられない」と述べた。
この日は生徒の担任や部活の顧問、養護教諭など7人から聞き取りを実施。
全員が「いじめに気づけなかった」と答え、担任は市長に
「いじめに気づけず、残念で申し訳ない」と話したという。
校長、教頭、教務主任からは後日聞き取る。
市長は生徒らに「怖がらずに何でも話してほしい」と呼びかけた。
13人が「弱いな」などと言われるのを見たり、相談を受けたりしていた。
市教委は「遺書の内容が確認された。男子生徒に心身への負担があった」と判断。
今後、有識者らでつくる第三者委が自殺との因果関係を調べる。
聞き取りは同級生と、男子生徒が所属する卓球部員ら計97人に実施した。見聞きした13人のうち8人が、部活動で男子生徒が「かすいじゃん」などと言われていたと話した。
中学校における聞き取り調査を終え、質問に答える市長=16日夜、名古屋市内- 0
15/11/16 22:48:36