• No.15 匿名

    15/11/01 23:17:37

    <ロシア機墜落>事故原因究明が本格化 224人全員死亡
    毎日新聞 11月1日 21時23分配信

     【カイロ秋山信一、モスクワ真野森作】エジプトのシナイ半島で10月31日に起きたロシアの民間航空機(乗客・乗員224人)が墜落した事故で、エジプト当局は生存者はいなかったことを明らかにした。

     当局は墜落現場から163人の遺体を回収。また飛行データを記録したブラックボックスも発見し、分析作業に着手している。イスマイル首相は31日午後に墜落現場を視察し、事故原因の究明を急ぐ考えを示した。

     墜落の経緯を巡って、政府系紙アルアハラムは、事故調査委員会のトップが「操縦士が技術的な問題を管制当局に報告し、ルート変更を求めていた」と述べたと報道。一方でカマル民間航空相が31日の記者会見で「乗員から救難要請はなく、交信も正常だった」と説明するなど情報が錯綜(さくそう)している。

     また、露テレビ局NTVは、墜落機の副操縦士の元妻の話として、副操縦士が出発前に娘と電話で会話した際、「機体の状態があまり良くない」とこぼしていた、と報じた。

     またシナイ半島を拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)の分派が31日、シリアでの露軍の対IS空爆に対する報復措置として「ロシアの航空機を墜落させた」と主張する声明を出したが、イスマイル首相は「IS分派に高度9000メートル超の航空機を攻撃する能力はない」との専門家の分析を根拠に懐疑的な見方を示した。

     AP通信によると、独ルフトハンザ、エールフランス、エミレーツ(アラブ首長国連邦)の各航空会社はシナイ半島上空の飛行を当面見合わせると決めた。

     タス通信によると、死亡した乗客・乗員224人のうち219人はロシア人で、ほかにウクライナ人が4人、ベラルーシ人が1人。子供は25人。ロシアの民間航空史上で最悪の事故となり、1日は「服喪の日」に指定された。

     ロシア政府は現場の遺体収容のため非常事態省の救助隊員ら約80人を派遣、ソコロフ運輸相やプチコフ非常事態相がエジプトに入った。

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