市職員、データ200万件持ち出し…刑事告訴へ 神奈川

匿名

匿名

15/10/03 11:54:39

 神奈川県三浦市は2日、上下水道部営業課の40歳代の男性主任が、市民の
個人情報を含む市の電子データファイル
200万件分と、紙の公文書150件分(1500枚)を不正に持ち出していたと発表した。

 主任は「自宅で仕事や勉強をするために持ち出した。外部には流出させていない」と説明しており、市の調査でも情報の外部流出は確認されていないという。

しかし市は事態を重く見て、弁護士と相談して、来週にも主任を三崎署に刑事告訴する。

 発表によると、主任は2009年7月に社会人枠で職員採用された直後から、勤務した税務課、不動産活用課、財産管理課、上下水道部営業課の税金収納状況や滞納リストなどの電子データを、庁舎内の公用パソコンからUSBメモリーを使って抜き出した。

紙の公文書は原本やコピーを持ち帰った。
市は、データや公文書が主任宅の私有パソコンなどに保管されていたのを確認した。

 USBは、各部署に貸与された保安機能付きのもので、所属長が管理し、使用時には台帳に記入することになっている。
だが、チェック態勢が不十分で、主任が私物化していたという。

 9月18日の内部業務監査で、主任が提出した書類の中に作成時間が午前2~4時になっているものが見つかり、庁舎外への不正持ち出しが発覚した。

記者会見した吉田英男市長は「皆さんの信頼を裏切る結果となったことは痛恨の極み。管理態勢を再構築し、再発防止に努める」と謝罪した。
YOMIURI ONLINE

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