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- 15/09/29 11:37:30
産経新聞
大阪市東住吉区のマンションで今年1月、妻に隠して交際していた女性を殺害したとして、殺人罪に問われた元大阪府警阿倍野署巡査長、水内貴士(たかし)被告(27)=懲戒免職=の裁判員裁判の初公判が29日、大阪地裁(中山大
(とも)行(ゆき)裁判長)で開かれた。
水内被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
公判では刑の重さが争点になる。
判決は10月6日の予定。
水内被告は捜査段階で起訴内容を認め、「交際の事実を妻や警察に告げると言われ、かっとなって衝動的に殺害した」と供述していた。
検察側は冒頭陳述で、水内被告が妻と入籍する前後から被害者以外の複数の女性と交際していたと指摘。
不適切な女性関係が府警や妻に暴露されることを強く警戒していた、と述べた。
起訴状によると、水内被告は1月24日、交際していた社会福祉士、白田(しらた)光さん=当時(23)=の大阪市東住吉区の自宅マンションで、白田さんの首を革製のベルトで締めるなどして窒息死させたとしている。
府警などによると、水内被告は東日本大震災の被災地支援で宮城県警に出向していた平成25年春、仙台市の大学に通っていた白田さんと出会い、交際を始めた。
水内被告は昨年8月に別の女性と結婚したが、白田さんとの付き合いを継続。
事件直前に白田さんにそのことが露見し、無料通信アプリで「許さない」という趣旨のメッセージを受け取っていたという。
捜査段階では「剣道を続けたいという夢や、妻との将来がパアになると思った」と動機を語っていた。
殺害された白田光さん。平成26年3月には晴れ着姿で大学の卒業式に出席していた(遺族提供)
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