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- 匿名
- 15/09/11 07:45:19
佐賀県鹿島市立西部中学=白仁田(しらにた)茂校長=が、体育大会で企画した銃撃戦をイメージしたような創作ダンスに対し、保護者らから「残虐なイメージがある」などとする批判が相次いだため、学校側が取りやめたことが10日、分かった。
市教委は「内容が学校教育上、ふさわしくなかった」としている。
(九州総局 奥原慎平)
体育大会は13日に行われる。
この中で、1~3年の全女子生徒約330人による、創作ダンスを予定していた。
市教委によると、問題となったのは「戦後70年」をテーマにしたダンスの一部。
冒頭、音響設備から銃撃音が鳴り、女子生徒が地面に倒れ込む。
音が鳴り止むと、生徒たちは苦しんだ様子で立ち上がる。
最後は、沖縄戦の犠牲者を追悼する曲
「さとうきび畑」に合わせて踊るという。
学校側がダンスの内容を生徒に説明したところ、複数の保護者らから「生徒たちが嫌がっている」などとする電話が市教委や学校にあったという。
市教委は「『イスラム国』による日本人の殺害映像を連想する子供もいるかもしれない。残虐なイメージは学校教育にふさわしくない」と判断。
市教委教育総務課によると、江島秀隆・教育長が9日、校長の白仁田氏に対し、電話で創作ダンスの修正を求め、指摘された部分の取りやめを決めたという。
産経新聞の取材に白仁田氏は
「振り付けを考えた教員の意図が理解されていない。ただ、誤解が広まったまま、続行するのは子供のためにならないので、変更することにした」と語った。
産経ニュース
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