フジテレビ系「無痛～診える眼～」水曜 後１０時 へのコメント（No.15）

衝撃スキンヘッド！中村蒼、難役挑戦で“コワモテ”に変身

9月22日 サンケイスポーツ

俳優、中村蒼（２４）が、西島秀俊（４４）主演のフジテレビ系「無痛～診える眼～」（１０月７日スタート、水曜後１０・０）で初のスキンヘッド姿を披露することが２１日、分かった。先天性無痛症、かつ無毛症患者という難役に挑むためで、「見た目だけではなく、中身もしっかり作り込んで演じられたら」と気合十分。甘いルックスから一転、“コワモテ”に変身した中村が怪演を見せる！　幅広い演技に定評のある中村が、覚悟の剃髪（ていはつ）姿を披露した。痛みを感じない無痛症患者であり、生まれつき毛が生えない無毛症でもある役を演じるため、初めて髪をそり上げ、スキンヘッドに変身。凛々しい眉毛もそり上げた。

２００５年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で優勝し、芸能界入りしたイケメンで知られるだけに、あっと驚く“コワモテ”へのイメージチェンジだ。役作りに悩んでいた中村は「演じる素地ができた」と喜び、「見た目も全然今までと違いますし、それだけのインパクトがあるのでは」とニンマリ。　ドラマは、人の外見だけで症状を見抜く天才医師（西島）が、特殊能力を生かして事件を解決に導く医療ミステリー。中村が演じるのは、先天性無痛症のため、痛みという概念を理解できない青年。かつて軽度の知的障害を治療してくれた西島のライバル医師（伊藤英明、４０）に傾倒しており、物語のカギを握る役どころとなる。

「今回、最も悩んだキャスティングでした」という同作の貸川聡子プロデューサーは「中村さんが映画などで、かなり振り切った演技をしているのを見て、実は彼の中に特殊性があるのでは、と思い、この役をオファーしました」と起用理由を説明し、役者魂で髪をそり上げた中村に感謝。中村は「こういった新しい役をいただけるのは、本当にうれしい」。特殊な役にプレッシャーを感じつつも、「ビジュアルばかりにとらわれすぎず、しっかり内面を作っていきたい。痛みを感じないというのは、なかなか想像しにくいことですが、まずそこがウソにならないようにしたい」と気合を入れている。★西島＆伊藤と共演ドラマは、現役医師で作家、久坂部羊氏の小説「無痛」が原作。人の外見だけで症状が分かる「神の診察眼」を持つ天才医師・為頼（西島）が、熱血刑事（伊藤淳史、３１）とともに事件解決に奮闘する姿を描く。ほかに主人公に憧れを抱く臨床心理士役で石橋杏奈（２３）が出演。清純派女優、浜辺美波（１５）は、精神障害を抱えた女性役で初の金髪姿を披露する。１０月７日
の初回は午後９時５７分から放送。

中村　蒼（なかむら・あおい）１９９１（平成３）２００５年、イケメン俳優の登竜門「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを史上初の中学生（当時１４歳）で受賞。０６年に主演舞台「田園に死す」で俳優デビュー。翌０７年にテレビ東京系「ＢＯＹＳエステ」でドラマ初主演。０８年に「ひゃくはち」で映画初主演。１３年にはＮＨＫ大河「八重の桜」に出演した。１メートル７５。