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- さくら
- 15/03/25 00:07:02
心臓のポンプ機能が低下する拡張型心筋症を患い、米国での心臓移植手術を目指す富士市の吉岡奈緒ちゃん(6)の両親と支援団体のメンバーが23日、県庁で記者会見し、手術や渡航費用の募金に協力を呼び掛けた。目標額は2億7千万円としている。
奈緒ちゃんは昨年6月に風邪に似た症状で富士市内の病院を受診したところ、心臓が炎症を起こす「劇症型心筋炎」と診断された。県立こども病院(静岡市葵区)で治療を受けたが回復せず、脳梗塞や脳出血のリスクが高まる「拡張型心筋症」になった。
両親は心臓移植を決断。ただ、日本臓器移植ネットワークによると、国内で15歳未満の脳死臓器提供が可能になった2010年の臓器移植法改正以降、実際の提供は7例で、このうち心臓の提供は6例にとどまる。このため、臓器提供の頻度が高い米国での移植に望みを託すことにした。
現在、奈緒ちゃんは東京大病院で治療中。両親の同級生らが支援団体「なおちゃんを救う会」を発足し、今後、県東部を中心に募金活動を行う予定という。父親(53)は「大好きなブランコや自転車に乗れる日が早く来ることを願う」と訴えた。
募金の振り込み先は口座名義「なおちゃんを救う会」で、ゆうちょ銀行(12390―51077141)などで受け付ける。問い合わせは事務局<電0545(35)5776>へ。
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