チュニジアで武装集団が博物館襲撃、日本人5人含む19人死亡 へのコメント（No.57）

チュニジア博物館襲撃　「イスラム国」が犯行認める声明発表
フジテレビ系（FNN） 3月20日(金)6時27分配信

北アフリカ・チュニジアの首都で起きた博物館襲撃テロ事件について、過激派組織「（自称）イスラム国」が、犯行を認める声明を発表した。

「（自称）イスラム国」は

「背教者と腐敗した物の巣窟であるチュニジアで2人の騎士が自動小銃と手投げ弾でバルドー博物館を攻撃した。チュニジア政府よ、悪い知らせがある。きょう起きたことは『洪水の一滴』だ」との犯行声明を発表した。

「（自称）イスラム国」を名乗る過激派組織は19日、およそ3分間の音声メッセージの中で、犯行を認め、さらなるテロ攻撃を示唆した。

一方、チュニジアのカイドセブシ大統領は19日、事件は、イスラム過激派組織「アンサール・シャリア」の犯行だと断定した。

「アンサール・シャリア」も、18日付で犯行声明を発表し、犯行内容を詳細に説明している。

「アンサール・シャリア」は、2012年にチュニスのアメリカ大使館襲撃事件に関与したほか、2014年7月には、「（自称）イスラム国」に同調すると宣言している。

今回の博物館襲撃テロ事件では、日本人3人を含む23人が死亡、47人が負傷、うち日本人3人は、病院で手当てを受けている。
ラブタ国立病院の事務局長は、「(負傷した天井健二さんについて)容体は安定している。医師が全力を尽くしている」と語った。

負傷した天井健二さんは、2回の手術を受けたあと、危険な状態は脱し、容体は安定しているという。