• No.84 匿名

    15/03/03 13:08:06

    ここでブレイクタイム。
    私の実家についての小話を一つ。
    前記した通り、私の実家はベージュのレンガ造りの家でした。玄関から広がる広大な吹き抜けには、大きな丸い形をした天窓がついており、そのすぐ下には20畳程の小さな休憩所があり、夜空が輝く日は簡易式の天体観測となる訳です。
    ある日、いとこの(サレーム・ジョンスペ君)と天体観測大会をしようとなりました。その日だけお許しを貰えた、たくさんのお菓子、ジュースを休憩所に持ち込み、夜になるのを待ちました。
    きれいに輝く星空を見上げながら、ジョンスペ・スカイ君は言いました。
    「将来は、ぼくがお嫁さんになってあげるからね!」
    当時幼かった私には意味が分かりませんでしたが、恐らく大きくなっても毎日こんな楽しい日々が過ごせるならうれしい、と思い「うん!いいよ!」と答えました。
    「あっ!流れ星!」を見つけた瞬間、口に甘酸っぱいイチゴの味がしたのです。
    今思うと、これが私のフォーストゥーキス、だと思いました。

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