群馬県警の警察官が小4女児を誘拐未遂

小学生の女児を誘拐しようとしたとして、群馬県警は２月１８日、２０代の警察官を逮捕しました。

未成年者誘拐未遂の容疑で逮捕されたのは、群馬県渋川市に住む巡査・秋山暢大容疑者（２４）です。秋山暢大＝あきやま のぶひろ

発表によると秋山暢大容疑者は今年１月１５日午後４時過ぎころ、群馬県吉岡町に住む小学４年生の女子児童（１０）の自宅前の路上で、「君のパパが交通事故に遭って、病院に搬送された。すぐに来てくれないか？」と嘘をつき、誘い出そうとした疑いが持たれています。

被害者の女子児童は不審に感じ、誘いを拒否。誘拐されることはありませんでした。その後、秋山暢大容疑者は車に乗って逃げたということです。

群馬県警は犯人の特定に向けて捜査を進めていましたが、目撃情報などから秋山暢大容疑者が関与した疑いが強まり、事情を聴いたところ容疑を認めたため、逮捕に至ったとのこと。

秋山暢大容疑者は群馬県警渋川署地域課に所属する巡査で、吉岡町交番に勤務していたということです。なお、事件当日は非番で、制服などは着用することなく私服で犯行に及んでいました。

警察での取り調べに対して秋山暢大容疑者は「誘拐しようとしたことに間違いありません。女の子が可愛いかったので、仲良くなりたかった」などと供述し、容疑を認めています。

群馬県警は、事件に至った経緯や犯行動機などについて、詳しく捜査を進めています。（ニュース速報ジャパン）

http://breaking-news.jp/2015/02/18/017280