ナイフ男、女児に声掛け逃走　暴行容疑で捜査

神戸新聞NEXT 2月8日 18時40分配信

　８日午後３時１０分ごろ、兵庫県姫路市飾磨区今在家４の今在家第四公園で、「ナイフを持った男に友だちが連れて行かれたかもしれない」と女子児童から１１０番があった。飾磨署によると、小学４年生の女児（１０）が男に腕をつかまれたが、けがはなかった。同署などが暴行容疑で男の行方を追っている。

　同署によると、公園内の滑り台（高さ２メートル）で女児２人が遊んでいたところ、滑り台の階段からナイフのようなものを持った男が近づいてくるのに気付いた。滑り台から下りた際に１人が転び、男が左手で女児の右腕をつかんで「立て」と声を掛けたという。

　もう一人の女児が１１０番通報し、パトカーのサイレン音に男が気付いて逃走したという。

　男は３０代で中肉。黒のニット帽に上下とも黒の服装だったという。同署は付近に緊急配備を敷き、署員ら約３０人で男を捜している。