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結婚式の祝儀に2万円は非常識?
15/01/28 20:10:02
翌日、有紗も交えて放課後には加奈子の見舞いに行った。 加奈子は、自分がやってしまったこと全てを受け入れ、許し、歩み寄ろうとしてくれている4人の存在が、とても嬉しかった。 元気になって退院したら、逆に沢山の恩返しをしようと、心に決めていた。 病院からの帰り道、バス停で恵は有紗から、 『今日から私が先生に加奈子の報告するから、恵からはしないでね。』 と言われ、どんな顔をすればいいのか分からず、 『好きにすれば?』 と、冷たく言い放った。 バスの中では、一番後ろの席に有紗・佳乃・陽子・恵の順番で4人で並んで座っていた。 有紗と佳乃の会話に陽子が相槌を打ってる横で、恵は誰にも気付かれないように、膝の上に置いた鞄で携帯を隠しながら、浩介にメールを送った。 【今日からは、有紗がこうくんに加奈子の報告をするんだってさ。だから恵からは報告しないでと言われたよ。】 浩介からは、珍しくすぐに返信が来た。 【え~そうなの?何かめんどくせぇなぁ】 恵は心の中で笑った。そんな自分を、嫌な女になってると自覚しながらも、有紗に対する許せない気持ちを消すことなど、出来る訳が無かった。 男が絡むと、女同士は上手く行かなくなるのは、珍しい話では無いだろう。 駅前でバスを降りた4人は、溜まり場と化したスタバへと移動した。 そこで有紗は、浩介に電話をかけた。 …が、浩介は出なかった。 『この時間なら電話出ると思ったのに…』 店の時計は夕方6時半を指していた。 また家に帰ってから電話してみようと、有紗が楽しそうに言った。 有紗は昨夜、恵達が帰ったあと浩介にメールをしていた。 まだ好きでいたいと伝えた有紗に浩介は 【好きになるのは自由だから、俺は何も言わない。】 卒業する時まで好きだったら、卒業式の日にもう一度改めて告白したいというと、 【楽しみにしてるわ】 と返してきたのだ。 有紗は、今は自分の学校の生徒だから安易に手が出せないだけで、卒業してしまえば、もしかしたら彼女になれるのかもしれないと勝手に解釈して、浮かれていたのだ。 恵に対して自分が報告するからと言ったのも、早くも浩介の彼女になることを意識しての発言だったのだろう。 浩介が、楽しみにしてると送信したのには、大した理由は無かった。 だが、そう送ってしまったことで、有紗の恋心に更なる強い炎をつけてしまったことに、浩介自身は全く気付いていなかった。
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No.284 主 匿名
15/01/28 20:10:02
翌日、有紗も交えて放課後には加奈子の見舞いに行った。
加奈子は、自分がやってしまったこと全てを受け入れ、許し、歩み寄ろうとしてくれている4人の存在が、とても嬉しかった。
元気になって退院したら、逆に沢山の恩返しをしようと、心に決めていた。
病院からの帰り道、バス停で恵は有紗から、
『今日から私が先生に加奈子の報告するから、恵からはしないでね。』
と言われ、どんな顔をすればいいのか分からず、
『好きにすれば?』
と、冷たく言い放った。
バスの中では、一番後ろの席に有紗・佳乃・陽子・恵の順番で4人で並んで座っていた。
有紗と佳乃の会話に陽子が相槌を打ってる横で、恵は誰にも気付かれないように、膝の上に置いた鞄で携帯を隠しながら、浩介にメールを送った。
【今日からは、有紗がこうくんに加奈子の報告をするんだってさ。だから恵からは報告しないでと言われたよ。】
浩介からは、珍しくすぐに返信が来た。
【え~そうなの?何かめんどくせぇなぁ】
恵は心の中で笑った。そんな自分を、嫌な女になってると自覚しながらも、有紗に対する許せない気持ちを消すことなど、出来る訳が無かった。
男が絡むと、女同士は上手く行かなくなるのは、珍しい話では無いだろう。
駅前でバスを降りた4人は、溜まり場と化したスタバへと移動した。
そこで有紗は、浩介に電話をかけた。
…が、浩介は出なかった。
『この時間なら電話出ると思ったのに…』
店の時計は夕方6時半を指していた。
また家に帰ってから電話してみようと、有紗が楽しそうに言った。
有紗は昨夜、恵達が帰ったあと浩介にメールをしていた。
まだ好きでいたいと伝えた有紗に浩介は
【好きになるのは自由だから、俺は何も言わない。】
卒業する時まで好きだったら、卒業式の日にもう一度改めて告白したいというと、
【楽しみにしてるわ】
と返してきたのだ。
有紗は、今は自分の学校の生徒だから安易に手が出せないだけで、卒業してしまえば、もしかしたら彼女になれるのかもしれないと勝手に解釈して、浮かれていたのだ。
恵に対して自分が報告するからと言ったのも、早くも浩介の彼女になることを意識しての発言だったのだろう。
浩介が、楽しみにしてると送信したのには、大した理由は無かった。
だが、そう送ってしまったことで、有紗の恋心に更なる強い炎をつけてしまったことに、浩介自身は全く気付いていなかった。
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