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法廷でも奇行
「しぇしぇしぇ男」が2年半後に戻ってくる恐怖
逮捕直後に「しぇしぇしぇ」という奇声を発し、パトカーの中でピースサインを振りまいた無職の長髪男、田中勝彦被告(32)。
その“奇行ぶり”は法廷でも炸裂している。
先月25日の公判では、検察官に対し「ふざけんな」「いい加減にしろ」など“暴言”を連発。
それ以前の公判では、傍聴者を失笑させる珍言動が暴露された。
「田中被告は漫画
『ドラゴンボール』の登場人物になりきっていた節があるんです。調書には『手錠を外すため“界王拳(ドラゴンボールの技の一種)”を使おうとした』と書かれた。弁護人からは『孫悟飯になろうとしていたのか』と質問されていました」(司法記者)
この“しぇしぇしぇ男”、実は15歳から薬物に手を染めるようになり、前科4犯で人生の約半分を刑務所で過ごしている。
被害者の女性は「できれば長く刑務所に入ってほしい」と訴えたが、検察が先月25日、求刑したのはわずか「懲役2年6月」。
判決は18日に言い渡される。
「田中被告は前科もあるので、求刑通り『2年6月』の実刑となるでしょう。弁護側は、犯行時は心神喪失だったと無罪を主張していますが、それは通らないと思います」(日大名誉教授の板倉宏氏)
大阪府寝屋川市の中1男女殺害事件で逮捕された山田浩二容疑者は、過去にも監禁事件を起こし刑務所に入っていたが、出てきて事件を起こした。
2年半後には“しぇしぇしぇ男”もシャバに出てくる。
「薬のせいで事件を起こしたので、もう薬はやらない」と話しているらしいが、信じられるか。
(日刊ゲンダイ)- 0
15/09/03 23:32:56