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熊本市立中学3年の男子生徒が7月、いじめを苦に自宅で自殺を図り、学校がいじめがあったと認める報告書をまとめていたことが29日分かった。
生徒は心理的に不安定な状況で登校できず、自宅療養を続けている。
保護者によると生徒は7月7日夜、多量の薬を飲むなどして自殺しようとし、病院に搬送された。薬の種類などは明らかにされていない。
保護者は6月学校に、息子がスマートフォンに遺書を残しており、いじめの内容や「先立つ不孝をお許しください。毎日生きているのがとても辛[つら]かった」などと記した、文面を書いていると相談していた。
学校は調査委員会を設け、他の生徒への聞き取りなどを実施。
9月中旬にまとめた報告書でいじめを認める一方、「いじめを行ったとされる生徒に悪意があった可能性は低く、継続性もない」と結論付けた。
男子生徒の保護者は「責任があいまいな結論。以前から学校に何度も相談したが、いじめはなくならなかった」と反発している。
学校や報告書によると生徒が1年のころ、所属する運動部などでボールをぶつけられたり、口に氷を詰められた。
2年生の時、同級生に無料通信アプリ「LINE」で「明日の朝、部活はあるか?」と尋ねたところ、「ない」と返信があった。しかし、翌日学校に行くと部活は行われていて、男子生徒は顧問から他の生徒たちの前で注意を受け、その後、同じ同級生からLINEで「ざまあみろ」と送られてくるなどのいじめを受けたという。
学校が相手方に謝罪させた後もいじめは継続。
いったん退部した運動部へ学校の勧めで今年5月復帰したが、保護者は
「一部で悪口を言われるなど絶望感を抱いていた」と主張している。
校長は「いじめの起きない環境づくりや、男子生徒の心情把握などが不十分だった」と話している。
いじめの定義に関して、文部科学省はいじめられた側の心情を重視している。
報告書がいじめた側に
「悪意」や「継続性」がなかったと強調した点について、市教委総合支援課は「適正な判断だと考えてしている。ただ保護者の納得を得られておらず、今後も意向を踏まえて対応したい」としている。
【熊本日日新聞】
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