「迎えに来て」と電話、全盲鍼灸師はねられ死亡

匿名

匿名

14/10/09 12:10:33

2014年10月9日 11時17分 読売新聞

 9日午前0時55分頃、宇都宮市小幡の国道119号で、道路上にいた同市桜、鍼灸(しんきゅう)師大山和幸さん(44)が同市中里町、代行運転手小野博さん(58)の乗用車にはねられ、頭を強く打って死亡した。

 宇都宮中央署の発表によると、現場は片側3車線。中央分離帯付近ではねられ、3メートルほど先に横断歩道があった。大山さんは全盲で白杖(はくじょう)を持っており、事故の直前、妻に携帯電話で「迎えに来てほしい」と連絡していたという。

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  • No.8 匿名

    14/10/11 14:23:05

    宇都宮市で9日未明、国道119号を歩いていた全盲の男性が乗用車にはねられ死亡した事故で、男性が利用したタクシー運転手が、誤って自宅マンションでなく別のマンション前で男性
    を降ろしていたことが10日、遺族などへの取材で分かった。男性は約20分後に事故に遭った。タクシー会社は同日、遺族に謝罪。遺族は「自分のいる場所が分からなくなり、歩き回っているうちに事故に遭ったのではないか。
    運転手が目的地をしっかり確認してほしかった」と話している。

     死亡した同市桜2丁目、鍼灸師大山和幸さん(44)の妻美希さん(44)によると、このタクシー会社は3年前から頻繁に利用していたという。
    「すぐ来てくれるし、対応も丁寧だった」

     8日夜、大山さんは友人の居酒屋で飲食していた。
    美希さんは「いつもは必ず2人で出掛けるが、居酒屋もタクシーも信用していたので1人でも大丈夫だと思った」と振り返る。

     「間違ったところに降ろされて、ここがどこか分からない」

     9日午前0時35分ごろ、美希さんの携帯電話に大山さんから連絡が入った。慌てて外に出て周囲を探したが見つからない。約20分後、何かで地面をたたく音と大山さんの声が聞こえた。美希さんは「(どこにいるか)分かったから電話を切るね」と呼び掛けた。
    その直後、大山さんは乗用車にはねられ、近くに路面をたたいたとみられる白杖があったという。

     美希さんは「出発前に目的地をきちんと確認したり、到着後に目的地を再確認してもらえれば防げた事故。
    相手が視覚障害者ということを考えて対応してほしかった」と話す。

     一方、下野新聞社の取材にタクシー会社は「私たちの間違いが事故につながってしまい、本当に辛く、申し訳ない」と説明。
    今後の対策について「目的地の入り口まで送り届けたり、お客さま自身に確認できない時は家族に連絡するなど確認を徹底したい」とした。

     美希さんも弱視で、運転免許は取得できない。
    「タクシーは視覚障害者にとってなくてはならない交通手段みんなが安心して乗れるように運転手1人1人が考えてほしい」と話した。

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*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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