• No.8 匿名

    14/10/11 14:23:05

    宇都宮市で9日未明、国道119号を歩いていた全盲の男性が乗用車にはねられ死亡した事故で、男性が利用したタクシー運転手が、誤って自宅マンションでなく別のマンション前で男性
    を降ろしていたことが10日、遺族などへの取材で分かった。男性は約20分後に事故に遭った。タクシー会社は同日、遺族に謝罪。遺族は「自分のいる場所が分からなくなり、歩き回っているうちに事故に遭ったのではないか。
    運転手が目的地をしっかり確認してほしかった」と話している。

     死亡した同市桜2丁目、鍼灸師大山和幸さん(44)の妻美希さん(44)によると、このタクシー会社は3年前から頻繁に利用していたという。
    「すぐ来てくれるし、対応も丁寧だった」

     8日夜、大山さんは友人の居酒屋で飲食していた。
    美希さんは「いつもは必ず2人で出掛けるが、居酒屋もタクシーも信用していたので1人でも大丈夫だと思った」と振り返る。

     「間違ったところに降ろされて、ここがどこか分からない」

     9日午前0時35分ごろ、美希さんの携帯電話に大山さんから連絡が入った。慌てて外に出て周囲を探したが見つからない。約20分後、何かで地面をたたく音と大山さんの声が聞こえた。美希さんは「(どこにいるか)分かったから電話を切るね」と呼び掛けた。
    その直後、大山さんは乗用車にはねられ、近くに路面をたたいたとみられる白杖があったという。

     美希さんは「出発前に目的地をきちんと確認したり、到着後に目的地を再確認してもらえれば防げた事故。
    相手が視覚障害者ということを考えて対応してほしかった」と話す。

     一方、下野新聞社の取材にタクシー会社は「私たちの間違いが事故につながってしまい、本当に辛く、申し訳ない」と説明。
    今後の対策について「目的地の入り口まで送り届けたり、お客さま自身に確認できない時は家族に連絡するなど確認を徹底したい」とした。

     美希さんも弱視で、運転免許は取得できない。
    「タクシーは視覚障害者にとってなくてはならない交通手段みんなが安心して乗れるように運転手1人1人が考えてほしい」と話した。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。