神戸で小１女児が行方不明　県警が情報提供呼びかけ へのコメント（No.14889）

神戸女児遺体：小１同級生ら２００人葬儀参列
2014年10月06日
　神戸市長田区で遺体で見つかった市立名倉小１年、生田美玲（みれい）さん（６）の葬儀が６日、同市中央区の斎場で営まれた。同級生の児童や保護者ら約２００人が参列し、同級生が思い出の曲やメッセージを送った。参列者からはすすり泣く声が聞かれた。

　参列した平井正裕校長（５９）らによると、葬儀では全員で黙とうし、美玲さんの６年間の成長を記録した写真が映し出された。仲の良かった同級生の女児が代表で「いつまでも忘れないでね」と呼びかけた。

　その後、同級生が美玲さんと一緒に歌ったアイドルの曲を披露。美玲さんが好きだったヒマワリの花を１人ずつ供えた。祭壇には、笑顔の遺影とともに、同級生が描いた美玲さんと同級生全員の似顔絵が飾られた。「みれいちゃん　だいすきだよ」という言葉も添えられた。

　美玲さんと同じ保育所に息子を通わせていた女性（３２）は参列後、「亡くなるには短か過ぎる人生。遺影を直視できなかった」と涙ながらに語った。平井校長は「このような事件が二度と起こらないように、安全で安心できる名倉小をつくっていきたい」と話した。【久野洋、矢澤秀範】

　美玲さんの葬儀を受け、母親が６日、代理人弁護士を通じて報道各社にコメントを寄せた。主な内容は次の通り。

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　私たち家族は、娘を大事に、慈しんで育ててきました。娘は明るくて活発な子でした。音楽が好きで、家族の前で歌ったり、歌に合わせてダンスをしてくれました。毎晩、友達と話したことや学校であったことを楽しそうに話してくれました。娘は家族の宝物でした。
　いまだに娘の命が失われたことが実感できていません。娘のことを思い出すだけで涙があふれてきて、それ以上のことを考えることができない日々を送っています。しかし今日は、心を静めて娘を見送りたいと思います。
　娘とは６年間しか一緒にいることができませんでした。しかし娘は今後も、私たちの心の中に生き続けます。娘には「ずっと一緒にいるからね」と伝えてあげたいと思います。
http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&id=20141007k0000m040054000c&t=full