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- 匿名
- 14/08/26 15:26:51
「五輪での金メダル、WBC準優勝に匹敵する快挙」との声も
米日に遠く及ばない韓国のリトルリーグ人口、158チーム3050人
日本は2000チーム、米国は2万チーム以上
選手たちはマウンドに太極旗(韓国の国旗)を突き刺した。29年ぶりの世界一を祝うセレモニーだ。
外野手のシン・ドンワン君(13)は試合直後「大統領府に行って大統領に会いたい」と語った。
パク・チョンウク監督率いるリトルリーグ韓国代表は25日(韓国時間)、米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで開催された第68回リトルリーグ・ワールドシリーズ決勝で、米国の部1位のシカゴ地域代表(イリノイ)を8-4(6イニング制)で破り優勝した。
韓国は1984年と85年にこの大会で連覇を果たして以来、通算3回目の優勝だ。しかも予選リーグの4試合と決勝の計5試合全てで勝利する完全優勝だ。84年と85年も全勝優勝(いずれも3試合)だったため、今回再び「完全優勝神話」を築き上げた。SBSスポーツで解説を務めるイ・グァングォン氏は
「2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準優勝や08年の北京五輪金メダルに匹敵する、韓国野球界にとっては非常に大きな快挙だ」と述べた。
韓国は4-1のリードで迎えた最終6回表に4点を追加し、勝利をほぼ決定づけた。1死一・二塁からキム・ジェミン(13)とチョン・ジンウ(13)の連続タイムリーで3点を挙げ、チェ・ヘチャン(13)がソロ本塁打を放った。直後の6回裏に3点を奪われるも勝ちは揺るがなかった。
韓国のリトルリーグは決して恵まれた環境にあるとはいえない。国際の部第3戦と同1位決定戦で韓国に連敗した日本は、登録チーム数だけで700以上。登録していないチームを合わせると2000以上はあると
いわれている。米国はリトルリーグのチーム数だけで2万以上だ。大会が開催されたペンシルベニア州ウィリアムズポートにはリトルリーグ専用球場が6カ所ある。
韓国の場合、リトル野球連盟に登録されたチーム数は現在158、登録選手は3050人だ。リトルリーグ専用の野球場はソウル市中区の奨忠リトル野球場など全国に7カ所しかない。
しかし今大会の優勝は決して偶然ではなかった。韓国リトル野球連盟(会長:ハン・ヨングァン)は2009年から韓国と日本の地域チーム間における定期交流戦を行ってきた。代表チームも昨シーズンの冬から米国でキャンプを行い、現地のチームと練習試合を重ねて自信をつけた。連盟は06年から
「1基礎自治体(市町村に相当)に1リトル野球チーム」という原則を掲げ、新チームの創設を後押ししてきた。チーム名には必ずその地域名を使うようにした。リトル野球チームの指導者に支払われる給与や大会参加費用などを支援する自治体も増え始めている。
(つづく)
オ・ユギョ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2014/08/26 10:35
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/26/2014082601221.html
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