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(つづき)
韓国のリトルリーグの選手たちは、普段から学校での勉強にも力を入れている。パク・チョンウク監督をはじめとする役員たちは、今大会中も選手たちに勝敗だけにこだわらせず、大会そのものを楽しむことができるよう配慮した。大会中も牧場やショッピングセンターに連れ出すなど緊張感を和らげ、本塁打を放った場合は選手全員が共に喜び合えるよう「ライトニング・ボルト」のポーズ
(短距離走者ウサイン・ボルトの弓を射るような決めポーズ)を全員に取らせた。
リトルリーグ・ワールドシリーズはお祭りでもある。米国のオバマ大統領は決勝戦直後、自らのツイッターで「シカゴとわが国(米国)をとても誇りに思う」とつぶやいた。
韓国選手たちは優勝を決めた直後、現地在住の韓国応援団に「クンジョル(最も丁寧な韓国式のお辞儀)」を行った。18日のプエルトリコ戦始球式など何度も応援に駆け付けた朴賛浩(パク・チャンホ)はこの日、自らの公式ホームページに「リトル太極戦士たちは野球を通じて感動を与えてくれた。心臓がとてもドキドキした」「今後大人であるわれわれに与えられた仕事は、ユースの子どもたちのためのインフラを整え、多くのチャンスを与えることだ」と書き込んだ。
1985年の優勝メンバーで、現在ネクセンのコーチを務める沈哉学(シム・ジェハク)氏は「われわれの時代は体格やパワーで完全に押されていたため気後れしていたが、今回の代表チームはパワーでも(欧米の選手たちに比べて)劣っていなかった」「素晴らしい素質を持った選手たちをしっかりと育てられるよう見守っていかねばならない」とコメントした。
(おわり)- 0
14/08/26 15:29:24