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- 14/06/17 20:26:16
未調理の鶏肉を洗うとカンピロバクター菌が周囲に飛び散る可能性があるが、その事実を知っていたのは、調査対象となった成人4540人のうちわずか28%だった。
カンピロバクター菌は、英国で発生する食中毒の最大の原因となっているという。
鶏肉を洗う理由で最も多かったのは「汚れや細菌を取り除くため」で、こうした認識は各家庭で代々伝えられているという。
しかし実際には、鶏肉を洗う行為により、手や衣類の他、周囲に危険な細菌を拡散させる可能性があるとFSAは指摘している。
FSAは、今年の「食品安全週間(2014 Food Safety Week)」で、鶏肉の洗浄反対キャンペーンを展開。料理番組のプロデューサーらに対して、番組内で鶏肉の洗浄をやめるよう求める公開書簡を作成した。
カンピロバクターは、腹痛や激しい下痢、嘔吐を引き起こす可能性があり、なかには死に至るケースもある。
子供や高齢者に対するリスクが最も高い。
家禽類の肉が主な感染源とされるカンピロバクター菌は、感染すると手足の麻痺などの症状を引き起こすギラン・バレー症候群の原因でもある。
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