• No.13 匿名

    14/06/15 13:42:59

    ■「警察呼ぶなら呼べよ!」エスカレートした暴力
    博基さんは精神科に通院しており、5月ごろから暴力がエスカレートしたとみられる。

    近隣住民によると、自宅から男女の叫び声や罵声、物を床に投げつけるような音、昼間から階段を転げ落ちるような音が頻繁に聞こえるようになったという。

    5月中旬には、自宅前でバイクにまたがった博基さんが石井容疑者に写真を撮影させ、撮り方が気に入らないなどと言って、石井容疑者に暴行を加える様子が目撃されていた。

    さらに、殺害数日前の午後、「近所に迷惑だから」となだめる母親とみられる女性に向かい、博基さんがこう叫んでいたという。
    「誰が悪いんだよ! 謝れよ! 警察、呼ぶなら呼べよ!」
    ■防げなかったのか…警視庁も経緯を調査
    悲劇を防ぐことはできなかったのか。再三、警視庁に相談していた石井容疑者だが、被害届を出すことはなかった。

    警視庁幹部は「実際に暴力が確認されたなら、警察として保護することもできた。精神的な病気があるならば、家族を説得して強制入院させることもできたはずだ」と指摘。警察署の相談事案を管轄する生活安全相談センターや、精神障害者などの保護事案を担当する生活安全総務課が詳しい経緯を調べている。

    ただ、昨年発足したストーカー・DV(ドメスティック・バイオレンス)対策本部は配偶者など男女間の暴力が専門で、成人した親子間の家庭内暴力を直接担当する部署はない。
    別の警視庁幹部は「家族の被害は重傷とはいえず、被害届が出ていない以上、暴行事件として立件するのも難しい。
    精神科に通院しているといってもアルバイトをしており、強制入院も困難だったとみられる。

    両親や長女が別居するなどの対応はあっただろうが、警察としての対応は限られていた」と分析している。

    精神科医で筑波大医学医療系の斎藤環教授は「家庭内暴力は今も親が世間体を気にしたり、本人の報復を恐れたりして隠す傾向が強い。

    親が専門家と相談し、言葉での訴えは認めても暴力は拒絶する姿勢をはっきり示すことが大事だが、それができずに殺人事件に発展してしまうことがある」と指摘する。

    近隣住民によると、石井容疑者は温厚な人柄で知られ、地域の掃除にも積極的に参加していた。一方で、「きまじめで口数が少なく、周りとあまり会話は交わさなかった」という人もいた。

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