今市小1女児殺害事件の犯人確保か　鹿沼市30代無職男が自供―栃木 へのコメント（No.37）

【閲覧注意】当時の事件を詳しくまとめてあります







2005年12月１日、栃木県今市市立大沢小学校1年の吉田有希ちゃん（7つ）が下校途中に行方がわからなくなった。　　
有希ちゃんは同級生の女子児童3人と一緒に下校、午後2時50分頃に大沢地内で友達と別れてから行方がわからなくなった。　
家族は夕方頃から有希ちゃんを探しまわり、6時半頃からは近所の人や消防団が一緒になって捜索した。　
翌2日午後2時ごろ、茨城県常陸大宮市東町地内の斎場「おおみや広域聖苑」南東約450mの山林内に、貴重な野鳥の捕獲の下見のため入った男性3人が、全裸で横たわる女児の遺体を発見、すぐに茨城県警大宮署に届けた。　
遺体は有希ちゃんのものだった。
発見場所の雑木林は、自宅から65kmも離れた場所だった。
衣類は身につけておらず、胸を刃物で何度も刺されており、体内の血液がほとんど流出している状態だった。
他にも首を絞められた痕があり、頬に殴られた跡鼻血を出していた。
他にも口や両手を粘着テープで縛られた形跡もあった。　
11月に広島で女児が殺害されるという事件が起こっており、有希ちゃんの通う学校では児童に防犯ブザーの再点検をさせていたが、ブザーは現場からは発見されなかった。
ブザーだけでなく、女児の衣類、ランドセルなどもいまだに発見されないままである。　
有希ちゃんは普段、小2の姉や上級生たちと下校していたが、1年生だけが早く下校する日もあった。
そんな日は祖母が通学路である赤堀川近くの三叉路まで迎えに行っていた。
というのも、以前から通学路では、下半身を露出する男や、「飴をあげるから」と声をかける中年男などが出没していたからだ。
他にも女子高生が教われるという事件もこの2年間続いていた。
三叉路付近は、雑木林に囲まれていて、薄暗く、死角となっていた。　
事件当日、祖母は事情があって迎えに行けなくなり、有希ちゃんはこの三叉路で友人と別れた。
この直後の午後3時前後、三叉路近くの指導を1人で歩いていたり、しゃがみこんでいた有希ちゃんの姿を、複数の住民が目撃している。
警察犬を使った捜査では、その場所の南にある雑木林内の林道をさらに数m入っていったことがわかった。
ここで痕跡が途絶えていた。
この林道は自宅への近道となっており、有希ちゃんはよく利用していたと見られる。