• No.126 匿名

    14/03/05 20:34:03

    参考まで。

    【世界読解】
    オバマの鼻を明かすプーチンの罠 産経新聞
    2014.3.5 16:09[ロシア]

     ロシアのプーチン大統領がシリアのアサド政権から「化学兵器の放棄」を取り付けた際の“正義の口上”が忘れられない。

    プーチン大統領は昨年9月、「ロシアは断固、国際法を守ろうとしている」と米紙で大見えを切った。

    その上で、米国の武力行使が認められるのは「自衛のため」もしくは「国連安保理決議があるときだけだ」と、米国に縛りをかけた。
     米仏が軍事行動に踏み切る手続きに動くと、すかさずアサド大統領を説き伏せ、オバマ米大統領に仲介案を飲ませたのだ。
     しかし、それが外交トリックであることは、ユーラシア大陸の西側で何度も見てきた。

    プーチン大統領が首相だった1999年のチェチェン紛争が好例だ。

    2008年のグルジア侵攻でも「ロシア系住民の保護」を名目に、ロシア軍はグルジア深くまで侵入した。

     グルジアの南オセチア自治州住民にあらかじめロシア国籍を与え、「ロシア人を守る」と軍を送り込む。

    それは大国が小国をひねりつぶす際に使う古典的な手法で、ヒトラーのドイツが仕掛けた罠(わな)もまた同じだった。

    ヒトラーはチェコのズデーテン進撃に際し、同地居住の「ドイツ人を守る」という名分を掲げた。
    続く

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  • No.127 匿名

    14/03/05 20:36:29

    >>126続き
     プーチン政権は今回、ウクライナ南部のクリミア半島でウクライナ軍に投降を命じた。

    プーチン大統領はオバマ大統領との電話会談でも、「ロシア語を話す住民を守る権利がある」とウクライナ東部への派兵を示唆した。

    「自衛のため」でも、「国連安保理決議」に基づくわけでもない。

    クリミアが黒海に臨む戦略的要衝であり、ウクライナ全体が西を向いては緩衝地帯を失うからであろう。

     ウクライナ暫定政権が軍を本格的にクリミアに送れば、ロシアの思うつぼであろう。

    グルジア紛争のときは、欧米寄りのサーカシビリ政権に対して先に手を出させるよう仕向けた。

    サーカシビリ大統領はしびれを切らして南オセチアに軍を差し向けると、待ち受けていたロシア軍はすぐにグルジアを爆撃し、戦車を侵攻させた。

     その二の舞いを避けたい主要国首脳会議の7カ国(G7)はロシアのウクライナ介入に非難声明を出し、6月にソチで予定されているロシアを含むG8サミットは「準備を凍結する」と揺さぶった。

    これまでの米国なら、ただちにウクライナの首都キエフ近郊で北大西洋条約機構(NATO)軍による軍事演習もしただろう。

    侵略を許さないとの意思表示である。

     しかし、内向きのオバマ政権はブッシュ前政権ではない。

    介入が必要なときに躊躇(ちゅうちょ)し、かえって機会を逸してしまう。

    エジプトでもリビアでも限られた役割しかせず、シリアが「化学兵器使用のレッド・ライン」を越えても何もしなかった。

    オバマ大統領がウクライナ介入に「一線を越えれば高いコストが伴う」と警告しても効き目は怪しい。

     それより、停滞するロシア経済は、ウクライナ緊張に株価が一時14%超も急落し、13年の1%成長が今年はさらに低落傾向に陥る。

    欧米紙はG7が経済制裁に踏み切れば、惨めな結果になると予測している。

     厄介なのはウクライナ侵攻で米露が対立を深めると、米中露の三角ゲームの中で米国は中露接近の機先を制して中国との関係を深めることになりがちなことである。

    (東京特派員)

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