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13/10/18 18:31:34
福岡の医院火災 老朽設備、過信の果てに…業過致死傷容疑で家宅捜索 産経新聞 10月18日(金)15時20分配信 入院患者ら10人が一酸化炭素中毒で死亡した福岡市博多区の医院「安部整形外科」の火災は、18日で発生から1週間を迎えた。福岡県警は1階処置室の電気系統のトラブルが原因と断定。被害拡大の背景に医院のずさんな防火態勢と不十分な初期対応があったことも判明している。県警は同日、業務上過失致死傷容疑で医院を家宅捜索した。 ◆ほこりに引火か 火元の処置室で大量のタオルの燃えかすとともに見つかったのが、温熱療法器具「ホットパック」用の加温器だった。県警は電源プラグがショートした痕跡を確認。飛び散った火花がタオルを介して燃え広がったとみている。 加温器を製造した医療機器メーカー(大阪市)によると、同医院に納品したのは20年以上前。すでに販売を終了した旧式だが、メンテナンスさえしていれば機器自体から発火することはないという。 問題は加温器の電源が入りっぱなしだったことだ。長期間電源を差したままにしておくと、プラグの熱でほこりなどに火がつく「トラッキング現象」が起きることがある。処置室で夜間も電気を使っていたのは加温器のみで、県警も同現象が出火原因との見方を強めている。 ◆態勢「甘かった」 消防が現場に到着したのは、通報から6分後の11日午前2時28分。医院の窓からはすでに猛烈な炎が吹き上がっていた。 処置室の火災に気づいたのは当直の女性看護師。加温器周辺で腰の高さ程度の火炎を確認したが、消火作業はしていなかった。 医院が市消防局に提出した消防計画上は、夜間対応の職員は3人いるはずだった。だがこの日の当直は女性看護師1人のみ。4階の寮には住み込みの准看護師ら2人がいたが、ともに消防に救出されており、初期消火活動や患者の避難誘導には当たれていない。 「何か起きれば住み込みの准看護師らにお願いすれば大丈夫だと思っていた。甘かった」と安部龍暢(たつのぶ)院長も態勢の不備を認めている。 ◆全面改築構想も 医院が建てられたのは昭和44年。受診に来るのは主に足腰の弱い高齢者だが、エレベーターもなかった。廊下も荷物で手狭になっており、安部院長自身が「これは整形外科の病院ではない」と、全面改築を考え始めたばかりだったという。 惨事を招いた最大の要因として当初から指摘されていた防火扉の問題。医院の1~4階にあった計9枚は大半が開いたままで、機能しておらず、煙は建物内に充満した。医院は20年以上も防火扉の点検をしておらず、設備そのものの老朽化も否めない。 同医院のような19床以下の有床診療所は、20床以上の病院より入院費が低く設定されており、地域医療の担い手として住民に親しまれる一方で、経営難から防火管理にまで手が回らない施設も多い。 東北工業大の石井敏教授(高齢者施設建築計画学)は「小規模な有床診療所にとって防火対策には大きなコストがかかり、抵抗もあるのだろう。今回の火災を契機に設備への公的補助金など、国も安全対策を真剣に考え直すべきだ」と話した。
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No.82 匿名
13/10/18 18:31:34
福岡の医院火災 老朽設備、過信の果てに…業過致死傷容疑で家宅捜索
産経新聞 10月18日(金)15時20分配信
入院患者ら10人が一酸化炭素中毒で死亡した福岡市博多区の医院「安部整形外科」の火災は、18日で発生から1週間を迎えた。福岡県警は1階処置室の電気系統のトラブルが原因と断定。被害拡大の背景に医院のずさんな防火態勢と不十分な初期対応があったことも判明している。県警は同日、業務上過失致死傷容疑で医院を家宅捜索した。
◆ほこりに引火か
火元の処置室で大量のタオルの燃えかすとともに見つかったのが、温熱療法器具「ホットパック」用の加温器だった。県警は電源プラグがショートした痕跡を確認。飛び散った火花がタオルを介して燃え広がったとみている。
加温器を製造した医療機器メーカー(大阪市)によると、同医院に納品したのは20年以上前。すでに販売を終了した旧式だが、メンテナンスさえしていれば機器自体から発火することはないという。
問題は加温器の電源が入りっぱなしだったことだ。長期間電源を差したままにしておくと、プラグの熱でほこりなどに火がつく「トラッキング現象」が起きることがある。処置室で夜間も電気を使っていたのは加温器のみで、県警も同現象が出火原因との見方を強めている。
◆態勢「甘かった」
消防が現場に到着したのは、通報から6分後の11日午前2時28分。医院の窓からはすでに猛烈な炎が吹き上がっていた。
処置室の火災に気づいたのは当直の女性看護師。加温器周辺で腰の高さ程度の火炎を確認したが、消火作業はしていなかった。
医院が市消防局に提出した消防計画上は、夜間対応の職員は3人いるはずだった。だがこの日の当直は女性看護師1人のみ。4階の寮には住み込みの准看護師ら2人がいたが、ともに消防に救出されており、初期消火活動や患者の避難誘導には当たれていない。
「何か起きれば住み込みの准看護師らにお願いすれば大丈夫だと思っていた。甘かった」と安部龍暢(たつのぶ)院長も態勢の不備を認めている。
◆全面改築構想も
医院が建てられたのは昭和44年。受診に来るのは主に足腰の弱い高齢者だが、エレベーターもなかった。廊下も荷物で手狭になっており、安部院長自身が「これは整形外科の病院ではない」と、全面改築を考え始めたばかりだったという。
惨事を招いた最大の要因として当初から指摘されていた防火扉の問題。医院の1~4階にあった計9枚は大半が開いたままで、機能しておらず、煙は建物内に充満した。医院は20年以上も防火扉の点検をしておらず、設備そのものの老朽化も否めない。
同医院のような19床以下の有床診療所は、20床以上の病院より入院費が低く設定されており、地域医療の担い手として住民に親しまれる一方で、経営難から防火管理にまで手が回らない施設も多い。
東北工業大の石井敏教授(高齢者施設建築計画学)は「小規模な有床診療所にとって防火対策には大きなコストがかかり、抵抗もあるのだろう。今回の火災を契機に設備への公的補助金など、国も安全対策を真剣に考え直すべきだ」と話した。
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