シンナー吸ってタクシー運転？ドライバーを逮捕

　タクシー乗務中にシンナーを吸引目的で所持していたとして、生田署は１日、毒劇物取締法違反の疑いで、神戸市北区鈴蘭台西町、タクシー運転手、山口哲夫容疑者（５４）を逮捕した。「覚えていないので話せない」と供述しているという。
　逮捕容疑は１日午前３時３５分ごろ、神戸市中央区下山手通の路上に停車中のタクシー内で、シンナー入りのペットボトルを所持していたとしている。

　同署によると、署員が道路の中央付近に停車中のタクシーに気付き、運転席にいた山口容疑者に職務質問したところ、ろれつが回らない状態でシンナー臭がしたため任意同行。助手席にあったペットボトル内の液体を鑑定した結果、シンナーと判明した。
　山口容疑者は当時勤務中だったが、乗客はいなかったという。
(産経新聞)