第3子以降の園児を無償に=第2子は半額補助 へのコメント（No.167）

幼児教育無償化、5歳児から＝14年度は第3子以降に限定―政府・与 党 時事通信 6月6日(木)8時15分配信

政府・与党は6日午前、幼児教育の無償化に関する連絡会議を開き、対象となる3～5歳児の うち、まず5歳児から実施する方針で一致した。ただ、約2600億円（国負担分）に上る財源が 必要なことから、2014年度は無償化対象を第3子以降に限定するなど、段階的に実現する。 下村博文文部科学相は会議の冒頭で「安倍内閣として、14年度から無償化がスタートしたと 国民に思ってもらえる取り組みが必要だ」と述べた。 現行制度では、保育所に一家族で3人以上の子どもが同時に通う場合、所得制限なしで第3子 以降は無償、第2子は利用料を半額補助している。幼稚園にも同様の制度があるが、子どもの 年齢や世帯所得によって補助率が異なる。このため、保育所と幼稚園の負担格差を解消する必 要があると判断。政府・与党は会議で、「まずは5歳児を対象として無償化を実現することを 視野に置き、14年度から段階的に取り組む」ことを確認した。