• No.153 匿名

    13/06/01 23:32:10

    >>152の続き


     ■「魔法堂ルシアン」…架空の言語で主演

     「アーテミークレイズルレクナ(やれやれ、迷い猫が来たようだ)」。貞苅容疑者がこうつぶやくと、少女がドアを開けて部屋に入っていった。

     動画投稿サイト「You Tube」にアップされている動画の冒頭シーンだ。動画の題名は「【人工言語】魔法堂ルシアン【架空言語】【異世界】」。貞苅容疑者が主演を努め、母親の形見の衣服しか身につけることのできない少女の気持ちを、貞苅容疑者が魔法で解き放つというストーリー。せりふは全て、貞苅容疑者が創り出したという架空言語「アルカ」で、字幕まで流れる本格的なものだ。

     この映像のほかにも、空想の国「アルバザード」にある戦闘術「ユベール」の「ノヴァ」という技を、貞苅容疑者が紹介する動画もある。貞苅容疑者が技について懸命に説明しながら、タンスを倒してみせる。

     いずれも真剣な表情で、独自の世界観を表現。魔法を使ったり、戦闘術を披露したりと、“自分の世界”に恍惚(こうこつ)感を抱いているようにも見え、ナルシストぶりが伺える。

     ■実の母親も逃げ 「我を忘れてしまった」

     事件前日の5月20日。一つの出来事が起こった。

     同居していた貞苅容疑者の母親が、貞苅容疑者からの暴力を理由に家を出たのだ。貞苅容疑者は、県警の調べに対し、「母に捨てられたショックで我を忘れてしまいました」と振り返っており、こうした供述からはマザコンぶりもにじむ。

     貞苅容疑者はこの日の夜、埼玉県所沢市からレンタカーを夜通し運転し、伊勢原市の女性のアパート近くの駐車場に到着。21日朝、女性がアパートから出てくるのを確認すると、走り寄って犯行に及んだ。

     その後、凶器の包丁を近くに捨てて車で逃走。「電車に飛び込んで死のう」と考えていたが、運転中に精神安定剤を40錠飲み干すと意識を失って交通事故を起こし、病室で目を覚ました。

     貞苅容疑者は取り調べの中で女性の容体を気にしながらも、「全ての元凶は元妻が出ていき、自分を無視し続けたことにある」と供述しているという。

     「魔法堂ルシアン」の中で、母親の形見の服を脱ぐことのできない少女に対し、「ダルソルトゥーベフォーテスティーダ(だがその気持ちに君は縛られている)」と諭した貞苅容疑者。

     しかし、現実世界では、自身の暴力が原因で別れた妻への執着を解くことはできなかったようだ。

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