【日露首脳会談】領土交渉再開で合意

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  • 匿名
  • 13/04/30 09:36:23

領土交渉再開で合意
=首相「直接取り組む」
―大統領、信頼関係が重要―
日ロ首脳会談

時事通信 [4/29 22:06]

【モスクワ時事】安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン・ロシア大統領と会談した。
焦点の北方領土問題について両首脳は、「双方に受け入れ可能な解決策を作成する交渉を加速化させる」として交渉の再スタートで合意。
首脳の定期相互訪問や外務・防衛担当閣僚の「2プラス2」創設でも一致した。

両首脳はこの後、共同記者会見に臨み、会談の成果をまとめた共同声明を発表。
交渉再開に関し首相は「大きな成果」とした上で、「この問題に直接取り組み、解決に向けて全力を挙げる」と決意を示した。

プーチン氏は「問題解決には環境整備が必要で、信頼関係が重要だ」と述べ、経済協力の拡大を通じた関係強化の重要性を指摘した。

共同声明で両首脳は「第2次世界大戦後67年を経て日ロ平和条約が締結されていない状態は異常」との認識を共有。
1956年の日ソ共同宣言や2001年のイルクーツク声明など、両国が交わした諸文書に沿って交渉を加速するよう、両国外務省に対してそれぞれ指示することを明記した。

停滞していた領土交渉の再開を共同声明に盛り込んだことで、平和条約締結に向け両首脳が政治的意志を明確にした形だ。

領土交渉をめぐり日本側は、「四島(択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島)の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」ことを基本方針としている。
帰属問題が決着すれば返還の時期や形態は柔軟に対応する構えだ。

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    • 13/05/01 09:23:46

    >>8それは中国にも当てはまるね。

    プーチンになって四島返すなんて難しいよ。もう、人が住んでるのだから。

    裏切ったのはプーチンじゃないし。

    二島返還なら両者納得出来るんじゃないか
    な。

    それよりTBSの記者は、紙を見ながらプーチンを呆れさせる質問してたけど。
    そっちの方が問題だよ。

    日露の関係を悪くしようとしたんだから。

    • 0
    • 13/04/30 23:17:18

    狡賢い泥棒国家さっさと四島返せよ!
    どさくさ紛れに奪ったもので何十年も駆け引きさせてきて本当汚いわ
    あんな広大な自国すらまともに発展させてないんだから島なんかいらないだろ

    • 0
    • 13/04/30 12:01:47

    TBSの記者は言葉を選ぶべき

    それとも故意にやってるの?

    • 0
    • 13/04/30 10:57:22

    こういうのが外交なんだと改めて認識した(笑)

    • 0
    • 5
    • タマネギガール(`3´)ツンデレ娘
    • 13/04/30 10:12:33

    ロシアも日本の援助が喉から手がでる程欲しい今この時千載一遇のチャンスに安倍さんが総理で良かったわ。
    ただ中国は面白くないだろうね。

    • 0
    • 13/04/30 09:54:39

    10年ぶり日露共同声明
    北方領土交渉を加速
    「トップ主導で解決」
    産経新聞 [4/30 07:55]

    ロシアを訪問中の安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夕)、プーチン大統領とモスクワ市内のクレムリン(大統領府)で会談、共同声明を発表した。
    焦点の北方領土問題について「交渉を加速化させる」とし、停滞していた平和条約交渉を再開させた。
    中国の海洋進出を踏まえ、安全保障分野での協力拡大に向け、外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)を設置することも盛り込んだ。

    会談で首相は2014年の大統領来日を招請した。日本の首相によるロシア公式訪問と共同声明の発表は、いずれも03年以来10年ぶり。

    会談後の共同記者会見で首相は、領土問題について「大統領と信頼関係を構築できた。両国の隔たりは大きいが、腰を据えて交渉に当たっていきたい」と述べた。
    プーチン氏は「双方に受け入れ可能な形で、私たちが問題を解決する」と述べた。

    両首脳は会談で「大戦後67年を経て日露平和条約が締結されていない状態は異常だ」との認識で一致。
    声明で、歯舞群島、色丹島を引き渡すと明記した日ソ共同宣言を「交渉の出発点」とする01年のイルクーツク声明など「諸文書」に基づき、「交渉を加速化させるとの指示を外務省に共同で与える」とした。


    安全保障分野での協力拡大の重要性も確認し、その柱として2プラス2を設置する。

    ロシアは中国が北極海など北方への海洋進出を拡大させていることに警戒感を強めており、政策対話や捜索・救難活動を通じ中国を牽制(けんせい)する狙いがある。


    経済分野では、極東・シベリア地域での協力推進やインフラ・環境技術・医療分野での連携を挙げた。ロシア極東やシベリアでの液化天然ガス(LNG)開発などを念頭にエネルギー協力も拡大する。


    ■日露共同声明の骨子

    ・首脳の定期的な相互訪問。両国外相の年1回の交互訪問実施

    ・平和条約が締結されていない状態は異常。双方に受け入れ可能な解決策を作成する交渉加速化を自国外務省に指示

    ・外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)の立ち上げ

    ・極東シベリア地域での協力推進。

    石油・ガス分野のエネルギー協力拡大

    ・核兵器・弾道ミサイル製造を放棄しない北朝鮮の行為を非難。日朝間交渉による日本人拉致問題の早期解決の重要性を強調

    • 0
    • 13/04/30 09:50:02

    日露首脳会談
    外務・防衛閣僚委を設置
    中国の脅威に利害一致
    産経新聞 [4/30 07:55]

    日露首脳会談で外務・防衛担当閣僚の安全保障協議委員会(2プラス2)設置など安保分野の協力強化で合意したのは、ロシア側からの呼びかけによるものだ。表向き「中露蜜月」をうたうロシアが、中国を「脅威」と認識しつつある証左といえる。

    東シナ海で中国の高圧的な海洋進出にさらされる日本にも渡りに船で、安倍晋三首相も「協力の水準を抜本的に高める」と期待感を表明した。
    ただ、ロシア軍機による挑発飛行も続いており、「深入りは禁物」(防衛省幹部)との指摘もある。

    「しきりに安保協力を求めてきているが、2プラス2なんて…」。首相周辺は会談の数日前も漏らしていたが、共同声明は2プラス2設置を明記。

    同盟国の米国、パートナー国のオーストラリアに続く3カ国目で、ロシアと設置することがいかに特異かが分かる。

    ロシアの「本気度」は、外務省との定期協議に安全保障会議事務局を投入することでもわかる。
    同事務局はプーチン大統領の「側近中の側近」とされるパトルシェフ書記が率い、重要な大統領決定の策定を主導する。
    安保分野を含めた対中戦略の重要性が増しているためだ。

    ロシアが焦燥感にかられているのは中国の北極海進出に起因する。
    北極海は地球温暖化で氷が解け始め、(1)輸送路(2)資源開発(3)制海権-をめぐるせめぎあいが始まっている。
    中国は昨年7~9月、砕氷船を北極海に往復させた。その航路にはロシアが「内海」と位置づけるオホーツク海もある。

    一方、日本側は「対中抑止」でオーストラリアや東南アジアなど「南」に加え、「北」からも包囲網を敷ける。
    共同訓練などを通じ信頼性が高まれば、「北方領土交渉への波及効果も期待できる」(政府高官)という。

    • 0
    • 13/04/30 09:46:34

    10年ぶり日露共同声明 見えぬ道筋 首相「魔法の杖ない」
    産経新聞 [4/30 07:55]

    安倍晋三首相は10年間停滞した北方領土交渉の「加速化」でプーチン大統領と合意にこぎつけた。接点の見いだせない事務レベル交渉に見切りをつけ、自ら乗り込むトップ外交で突破口を開いた形だ。
    首相は波状的な首脳会談で交渉を進展させたい考えだが、2島返還で決着を図るプーチン氏の姿勢に変化はなく、日本が求める「4島返還」への道筋はなお描けていない。

    首相は会談後のプーチン氏との共同記者会見で、平和条約交渉について「直接取り組み、解決に全力を挙げる」と述べ、トップ外交による交渉進展に強い意欲を示した。

    しかし、事前の事務レベル調整でのロシア側の姿勢は強硬で「歯舞群島、色丹島の2島返還どころか『返還ゼロ』ベースの構えだった」(外務省幹部)。

    首相も、周辺に「予想以上に固い」と漏らすほど。領土交渉の立て直しには暗雲が立ち込めていた。

    だが、プーチン氏も日本を袖にできない事情を抱えていた。米国発のシェールガス革命で、天然ガス輸出は行き場を失いかねない。開発の遅れた極東地域は10年で人口を60万人減らし、東北3省の人口が1億人を超えた中国に、ロシアは脅威を感じ始めた。

    「極東シベリアで中国の影響力を抑えきれない。日本企業に積極進出してほしい」。露有力政治家が打診してきたことに首相は着目した。
    「エネルギー協力拡大」との表現でガス輸入の積み増しに含みを持たせ、インフラや都市環境の整備も掲げ、領土交渉で足並みをそろえさせたのだ。

    ただ、首相は共同記者会見で「戦後67年以上たっても解決しない問題を一気に解決していく魔法の杖(つえ)は存在しない」とハードルの高さを認めた。具体策を見いだすのは難しく、「3島返還論」などの妥協案が日本側でも取り沙汰される。

    さらに、首相が言うように「首脳の決断なしには解決しない」のは事実だが、前回政権時に比べ政権基盤が盤石とはいえないプーチン氏は「大胆な譲歩には踏み切れない」(政府高官)との見方も根強い。

    今回、協定や覚書を交わした経済協力分野は、シベリア開発などロシア側のメリットが大きい。領土交渉で前向きな姿勢を示したとはいえ、妥結の時期は明示されず、「進展」の実効性が担保されたとはいいがたい。

    「肩すかし」にあわないよう、首相はプーチン氏の出方を慎重に見極める必要がある。

    • 0
    • 13/04/30 09:40:41

    プーチンさんって領土問題について柔軟に解決する方なんだよね。

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