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- 13/03/16 08:56:10
子育てマンション認定へ 広島県創設、新年度100戸見込む
産経新聞 3月16日(土)7時55分配信
■室内の段差や転落防止策などチェック
室内に段差がなく、ベランダからの転落防止策をとっている-といった子育てしやすい分譲・賃貸マンションを「県子育てスマイルマンション」として認定する制度を、県が創設する。認定マンションを購入した場合、金利の低い住宅ローンを利用できる特典を付ける予定で、4月からのスタートを目指す。新年度は百戸の認定を見込んでいる。
認定にあたっては、室内に段差がない▽ベランダや通路の転落防止フェンス設備▽床の防音対策▽トイレ・風呂の手すり設置-など10項目を満たしていることが必須条件。
さらに「近所の子供が集まり遊べる」「地域の人が助けてくれる」「働きながら子育てできる」といった5分野を設け、子供の遊び場がある▽保育所や駅、商業施設への距離が近い▽玄関や窓の防犯対策を施している-などをポイント化し、各分野で一定水準を超えれば認定する。
県は認定マンションの購入者が通常より低い金利で住宅ローンを借りられるよう広島銀行、もみじ銀行に住宅ローンの新設を要請しており、両行から前向きな回答を得ているという。
マンション開発業者に対しては、敷地面積に対する建物の大きさを広げられるよう規制を緩和。玄関などに掲げる認定マンションのプレートを贈り、県のホームページで紹介する。
県住宅課は「26年度以降は、県内の年間新築マンションの1割にあたる200戸の認定を目指していく」としている。
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