• No.18 ○の子太郎

    12/10/12 09:12:43

    今朝のYahoo!ニュースにありました
    長いです



    てんかん免許条件、無発作期間を見直し-申告促す狙い、てんかん学会が提言
    医療介護CBニュース [10/11 23:05]

    日本てんかん学会は11日、記者会見を開き、てんかん患者への運転免許の可否に関する運用基準について、発作のない期間を従来の2年から1年に見直すことなどを盛り込んだ提言を発表した。同学会の法的問題検討委員会の松浦雅人委員長は「無発作期間(の長さ)と事故率に差がないというデータがある一方で、この期間が短いほど、患者さんがてんかんであることを正しく申告するというデータもある」と指摘し、無発作期間の要件を短くすることで、患者の申告を促し、交通事故の防止につなげる狙いがあるとした。

    現行の運用基準では、発作が過去2年間なく、再発の恐れが極めて少ない場合や、発作が意識障害、運動障害を伴わないものに限られている場合、発作の再発が睡眠中に限定されている場合に免許が取得できる。

    これに対し提言では、再発の恐れが極めて少ないと判断する基準について、発作のない期間を1年間に短縮し、その後も同じ治療を継続する場合に見直した。
    また、医師の指示で抗てんかん薬を減量・中止したり、やむを得ない理由で服薬できなかったりして発作が再発した場合は、治療内容を戻して3か月間発作の再発がなく、その後も同じ治療を続ける場合も、再発の恐れが少ないとした。ただ、抗てんかん薬の減量中や減量、中止後、半年間は運転せずに経過観察する。

    このほか、運転の支障になる発作は「意識障害や運動障害を伴わないもの」に限らないとし、「意識や行為に影響を及ぼさないもの」に拡大した。

    会見で松浦委員長は、「昨年以降、てんかん患者が関係した交通死傷事故が相次いで報道されたが、このような悲惨な事故を減らす努力は、医師、患者、警察が協力して実行すべき緊急の課題」と強調。今回の提言については、「てんかんの多様性とともに、治療の進歩に伴って海外のガイドラインが変化しており、グローバルスタンダードにも対応した実効性のあるルール」とした。
    また、同委員会の西田拓司委員は発作のない期間を1年間に短縮した理由について、「限られたエビデンスで出てくる数値が1年で、海外ではこれが潮流になっている」と説明。

    また、「患者が将来の見通しが持てる基準だと思っている」とも述べた。

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