SHARP製の冷蔵庫、発火事故 リコール

匿名

匿名

12/04/16 22:49:48

シャープは、同社の冷蔵庫において、内部部品の不備が原因とみられる発火事故が起きたことを 発表した。該当製品は、2011年5月30日よりリコール製品として、対応を進めてきた機種で、シャ ープではユーザーによる機種確認などを再度促している。

交換の対象となるのは、同社が1996年12月から2001年3月まで製造した冷凍冷蔵庫22機種。対象 台数は合計737,080台。

対象機種ではこれまでに、発煙事故が25件発生している。いずれの原因も内部部品の発煙で、ユ ーザーへの告知は同社のホームページのみで行なってきた。同社では、今回の発火事故を重く受け 止め、より多くのユーザーへの周知の必要があると判断し、再度の告知に至ったとしている。

今回の事故内容は、2012年1月に兵庫県において、シャープ製の「冷凍冷蔵庫 SJ-E30B」が発火し 、壁床の一部が焼損する事故が発生したというもの。これは、SJ-E30Bの背面下部にある「始動リレ ー」と呼ばれる起動用の電気部品が、部品のばらつきや使用環境により発熱故障し、さらに焼損す る過程でドレンホースにも着火し、冷蔵庫本体に火が回った可能性があるという。

シャープはユーザーに対して、電話か同社のホームページで申し出るよう呼びかけており、当該 製品の無料点検と始動リレーの交換を実施する。点検及び部品交換に要する時間は、30~40分程度 の見込み。

なおSJ-E30B以外の機種については、発火の経路と推定されるドレンホースを搭載していないが 、実施中の無料点検を促進するため、対象機種に含めたという。 

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