• No.21 その辺りを書いた記事

    11/10/25 23:05:49

    >>19
    トルコ地震、死者366人に 救出難航、募る焦りと疲労
    産経新聞 10月25日(火)19時37分配信
     【ワン(トルコ東部)=大内清】

    トルコ東部を襲った大地震で、トルコ政府は25日、これまでに366人の死亡を確認したと発表した。

    負傷者は約1300人に上った。

    被害が集中するワンやエルジシュでは、なおも多数の住民が行方不明となっており、24日夜から25日にかけ、徹夜の救出作業が続いた。

    損傷を受けた建物は少なくとも2200棟、大地震発生後の余震は200回を超した。

     発生から3日目の25日未明。

    倒壊したアパートや民家数棟が集まるワン中心部の一角には、がれきの粉塵(ふんじん)や、地震発生時に起きた火災の煙が立ちこめていた。

     現場では国内各地から集められたレスキュー隊員が数時間おきのシフトを組み、地元住民らとともに24時間態勢で作業。

    廃材を撤去する重機やドリル、夜間照明用の自家発電の音が響く中、隊員らは、がれきのわずかな隙間に懐中電灯をさし入れ、人がいないかを確認する。

     被災者の生存率が著しく低下するといわれる「発生後72時間」まで半分以上が過ぎていた。

    「まだ中には何人か残っているはずなんだ」

    現場で救急医のブラーク・タトリさん(24)は、焦りの色をみせながら、隊員たちを鼓舞した。

     まだ10月下旬とはいえ、海抜約1700メートルの高地にある一帯は夜間の冷え込みは厳しく、最低気温が零度を切ることもあるという。

    続く

  • No.22 続き

    11/10/25 23:14:17

    >>21
     そんな中、被災地では住民数万人が、余震による建物の倒壊を恐れ戸外で避難生活を送る。

    多くは野宿同然だ。

    政府は24日、テント約1万2千張りを新たに提供すると発表したものの、トイレや暖房器具も足りておらず、一部では食糧不足も懸念されている。

     家族と車で寝泊まりするワンの会社員、ケリームさん(25)は道ばたで「このままでは凍え死ぬ。外国に助けを求めるべきだ」と訴えた。

     トルコには、昨年のガザ支援船襲撃事件で関係が極度に悪化したイスラエルや、歴史的に緊張関係にあるギリシャやアルメニアを含む数十カ国が支援を申し出た。

    しかし、トルコのエルドアン首相は「自国で対処可能だ」として、一部の国を除きこうした提案を拒否する姿勢をみせている。

     被災地のトルコ東部は、少数民族クルド人が集住する地域。

    「クルドはいつも差別されてきた。今回もそうなのかな…」とケリームさんは漏らす。

    住民には疲労とともに、政府への不信も強まりつつあった。

    (完)


    差別という見解と、国はクルド人に対し「国はクルド人を自国の力だけで助ける。」と宣言したい、という見解があるようです。
    ただ、そんな事より人命第一なので本来なら海外援助を、受けてくれたら一番なんでしょうが…あくまで国内事情なんで、断られた国は何も出来ないですよね。
    恩を返すのは民間の力と、日本の国としては「形を変えた支援」を考えないといけないようです。

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

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返信コメント

  • No.23 もののついでで悪いけど

    11/10/26 00:39:04

    >>22
    世界に目を向ける意味でトルコの国内事情補足。

    <トルコ>国境警備兵24人死亡 クルド人組織の襲撃で
    毎日新聞 10月19日(水)21時18分配信
     【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ地区)花岡洋二】
    トルコ南東部で19日未明、イラク国境の警備に当たっていたトルコ兵が非合法武装組織「クルド労働者党」(PKK)に襲撃され、兵士24人が死亡、約20人が負傷した。
    AP通信などが伝えた。
    PKKの襲撃としては93年以来の最悪規模といい、トルコ軍部隊はPKKの潜伏拠点があるイラク北部に一時越境し、空爆にも乗り出した。 

    トルコのギュル大統領は19日、「(PKKは)激しい報復を思い知るだろう」と警告。

    エルドアン首相とダウトオール外相は外遊予定をそれぞれ中止し、緊急対応を始めた。

     現地からの報道によると、襲撃には少なくとも100人のPKK戦闘員が参加し、トルコ軍詰め所など計8カ所をほぼ同時に襲った。

    軍は報復の一環で、イラク国境に近いトルコ領内で戦闘員15人を殺害した。

     18日には南東部ビトリス県で路上爆弾が爆発し、2歳児を含む市民3人と警官5人が死亡する事件も起きていた。

     PKKはトルコからの分離独立を主張し、84年以来、対トルコ武装闘争を継続。

    衝突による死者は4万人を超えている。

    双方は今夏から再び対立を深めており、トルコ軍はイラク北部への越境空爆を断続的に実施。

    トルコ兵や治安当局者の死者は7月以降、計70人以上に達している。

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