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>>763続き
【家族と専業主婦への敵視】
中学ともなると、その内容も多岐にわたるようになる。(以下、A書より)
ある中学の家庭科教師は、教科書に家族団欒の光景が載り
「家庭は共同生活を営む場で、家族が安心して毎日の生活を送り、明日への活動力をつくりだす場でもある」(開隆堂)とあることから
両親がそろっているのが当たり前で、そうでない家庭の子供に対する差別や偏見が生じると思い、様々な家庭があることを認識させるために、深江誠子という人の手記を読ませた。
深江氏は
―五歳で生母と死別し、その後母が三人も変わり、恩義を受けた三番目の母が社会から冷遇されていたのを知り、被差別の立場にある人に関心を持つようになり、自らの子供を差別社会と闘わせるためにあえて私生児した―人である(手記より)
手記に言う。
―私は自分の生んだ子を私生児にすることに何のためらいもなかった。
私は家庭が波瀾に満ちていたからこそ、既存の結婚制度の欺瞞性を見抜く力を養われた―と。
深江氏がいかなる考えを持とうと自由だが、学校教育とは社会の仕組みや秩序を教えるのが基本であり、反社会的な考えを持ちこむのは禁物だろう。
これでは既存の結婚制度や家族を否定しているようなものである。
続く- 0
16/01/07 21:15:10