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恐るべしジェンダーフリー教育
2002『正論』8月号に掲載されたフェミニズム批判特集の一つです。
林義道教授、高橋史朗教授、ユキさん、そうして私の論文が掲載されました。
私の担当は「学校におけるジェンダーフリー教育」についてです。
雑誌では紙面の関係で数枚分カットされていましたので、これがノーカット版となります。
【ジェンダーフリーの甘い罠】
貴方がこんなことを言われたとする。
「女なんだから、もっとおしとやかにしなさい」
「男なんだから泣くんじゃない」
そこで貴方はこう思う。
「なんで女だから、男だからって、世間が決めた枠にはめられなきゃいけないの。男とか女とか関係ないじゃん」
すると、貴方の耳に甘く囁きかける者がいる。
…君がそう思うのは正しいよ。
男らしさ、女らしさというのは、みんな生まれつきにあるものじゃなくて、社会的文化的に作り出されたものなんだ。
これをジェンダーといってね、ほとんどは女性に対する差別意識から生じてるんだよ。
だから、そんなものに縛られる必要なんかないんだ。
そういう規制や抑圧から解放されて、もっと人間らしく自由に生きるべきなんじゃないのかな。
こういうのをジェンダーフリーといって、今急速に広まっている運動なんだよ…
貴方はなるほどと思って、ジェンダーフリーを望ましいものと考えるかもしれない。
しかし、ちょっと待ってほしい。
うまい話には嘘があるという。
不平、不満を持っているときが最もつけこまれやすいものだ。
貴方に甘く囁きかけた者は、本当に貴方のためを思って言っているのだろうか。
ここでは、ジェンダーフリーとはどんなものか、またジェンダーフリーという名の下にどんな教育が行われているかをまとめておく。
現実に行われている奇々怪々な実態を知ることで、貴方のマインドコントロールはきっと解けるだろうからね。
続く- 0
16/01/07 19:59:45